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リフトのレザー雪駄「サン駄(江戸前sandal)」

ドレスシューズっぽい品の良さと、歩きやすさにコダわった現代版雪駄です

ジャパンメイドを貫き、ビジネスからスニーカーまで幅広いジャンルを包括するハウスブランド、seasaw(シーソー)を展開する東京・東浅草のリフト(2000年創業)は只今、レザー雪駄(せった)の購入者をクラウンドファンディングで募集中です。

この「サン駄(江戸前sandal)」は、雪駄のフォルムはそのままに、同社が培ってきた革靴作りの技術を活かして履き心地と歩きやすさを追求したユニークな履物。じつは、同社はこれまでにもこうしたレザー雪駄を展開しているのですが、本品では鼻緒の素材に起毛素材の牛ベロアが使われるなどのアップデートが図られています。

伝統的な雪駄は本底と地面がフラットに接するため、踵(かかと)が離れて歩きづらかったり、疲れやすかったりするのですが、「サン駄」では先端部に「反り」と呼ばれる湾曲を設けたことで、靴と同じような感覚で歩くことができます。

足が乗るクッション材は低反発スポンジ、高反発スポンジ、中材、高クッション性素材EVAを重ね合わせた独自の4層構造となっており、この絶妙な厚みと柔らかさで快適な履き心地と安定感を実現。アウトソールはヴィブラムの「モルフレックス」(モアフレックスとも呼ばれています)を採用。アウトドアブーツなどにも用いられる、この底材により、滑りにくく、屈曲性に富み、衝撃吸収性にもすぐれた履物になりました。

普通だと浴衣や着物に合わせるべき雪駄ですが、本品は普段のカジュアルと合わせても違和感なく、サンダル感覚で履くことが可能。受注生産(期間は2020年7月27日まで)で、手元に届くのは9月中旬以降になりますが、そうした季節でも足袋ソックス(つま先が2つに割れた靴下)と合わせればOK。ちょっと人とは違う足元をアピールしたくば、コレです!

リフトのレザー雪駄「サン駄(江戸前sandal)」

写真上は天板がブラック、鼻緒がブルーのサンプル。鼻緒の外側は牛ベロア製だが、靴ずれの発生を回避すべく内側(グレーの部分)には肌にやさしく、耐摩耗性や引き裂き強度にすぐれた合成繊維「クレスター®ストッパー」を使用した。ちなみにヒール部の最大厚みは約4cmと、ちょい高めだ。

リフトの
レザー雪駄「サン駄(江戸前sandal)」

天板:牛革
鼻緒:牛ベロア×クレスター®ストッパー(ナイロン60%×ポリウレタン40%)
アウトソール:伊・ヴィブラム社製「モルフレックス」
サイズ:全6サイズで22.5~28.5cm対応
カラー:天板2色(ブラック、ヌメ)×鼻緒5色(ブラック、グレー、ベージュ、レッド、ブルー)の計10通り
製造国:日本
クラウドファンディング特別価格:1万2000円~(受注生産。送料込み。2020年9月中旬より配送予定)
定価:1万8000円

問い合わせ先/リフト ☎ 03-3871-6877
https://camp-fire.jp/projects/view/284654
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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