特集・連載
アンダー1000円で作れる! お家で本格チキンカレー入門
グッドプライスは偉大だ! えっ、こんなに安いの〜!?と思ってポチッとしたけど……、何度か使って押入れorタンスの肥やしに(悔)なんて経験、誰しもありますよね? おうちでネット漬けの日々にはいろんな誘惑が忍び寄ってくるものですが、かつてなく先行き不透明なこんな時代だからこそ、永久不滅の“グッドプライス”をお届けするのが「安くていい」を追求してきたビギンの使命。ただ安いだけじゃなく「価格を超える価値」を持つモノ&コトを厳選し、大枚をはたかずとも充足感♪が得られる教則を導き出しましたので、ご一読あれ。もうこれ以上、無駄遣いはさせません!! この記事は特集・連載「グッドプライスは偉大だ!」#16です。
たった3スパイスで本格チキンカリーが作れちゃうのだ!
インドカレー店で味わう本格スパイスカレーの味。幾多のスパイスが複雑に絡み合い、食欲を直撃する刺激的な香りが生まれる……のかと思いきや、たった3つのスパイスで本場の味が再現できるんです!
伝授してくれたのは東京カリ~番長リーダーの伊東さん。要は、約20年にわたる研究の末に辿り着いた万能すぎる「カレーの素」でした。これさえマスターすれば、あとは好みのアレンジも自由自在! 簡単3ステップで本場の味が再現できちゃうのです!!
(右)レッドチリペッパー 100g 367円
(中)クミン 100g 320円
(左)ターメリック 100g 274円
粉末唐辛子は辛み、クミンは香り、ターメリックは特有の色の素となる。それぞれ100gもあれば、買い足しの必要なく数か月本場カリーが楽しめる。(上野アメ横 大津屋商店)
スパイスカレーはアナタが思う以上に簡単なのです!
東京カリ〜番長 リーダー 伊東 盛さん
出張カリーに特化した集団「東京カリ~番長」代表。インドカレーの作法をベースに、日本人の味覚に合うカレーを研究。週に一度の「Tokyo Spice Curry」も営業中。
[伊東さん直伝]カンタン!レシピも3ステップ!!
油大さじ3、玉ねぎ中1個分のみじん切り、塩小さじ1、ニンニク生姜水(すりおろしニンニク&すりおろし生姜10g、水50ml)、トマトピューレ大さじ3、クミン大さじ2、レッドチリペッパー小さじ1/2、ターメリック小さじ1/2、鶏もも肉500g
1.水分をしっかり飛ばしつつ玉ねぎを飴色に炒める
鍋に油、玉ねぎ、塩小さじ1/2を加え、強めの中火で差し水をしなが焼き付けるように炒める。飴色になったらニンニク生姜水を加えて炒め、青臭さと水分を飛ばす。トマトピューレを加えて混ぜ合わせ、もったりするまで炒める。
2.スパイス&塩の投入で万能カレーの素が完成!
弱火にして3種のスパイスと残りの塩1/2を加え、ダマが残らないように粉っぽさが消えるまで2分ほど混ぜ合わせれば万能な「カレーの素」が完成。作り置きしておけば冷蔵庫で約3日、冷凍庫で約2か月ほど保存が可能になる。
3.焼き目をつけた鶏肉を脂とともに投入!
別のフライパンに鶏肉の皮を下に並べ、全体的に焼き色がつくまで中火で焼く。鶏肉と肉から出た脂をカレーの素に混ぜ合わせ、湯300mlを加え一度沸騰させる。好みで青唐辛子のみじん切りを加え、10分ほど弱火で煮込んで完成。
あとは10分煮込めば完成!
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。