特集・連載
5200円で食卓を明るく! 世界恐慌が生んだビビッドな西海岸食器の話
グッドプライスは偉大だ! えっ、こんなに安いの〜!?と思ってポチッとしたけど……、何度か使って押入れorタンスの肥やしに(悔)なんて経験、誰しもありますよね? おうちでネット漬けの日々にはいろんな誘惑が忍び寄ってくるものですが、かつてなく先行き不透明なこんな時代だからこそ、永久不滅の“グッドプライス”をお届けするのが「安くていい」を追求してきたビギンの使命。ただ安いだけじゃなく「価格を超える価値」を持つモノ&コトを厳選し、大枚をはたかずとも充足感♪が得られる教則を導き出しましたので、ご一読あれ。もうこれ以上、無駄遣いはさせません!! この記事は特集・連載「グッドプライスは偉大だ!」#09です。
世界恐慌が生んだビビッドな西海岸食器
どんな時世にあっても、気持ちは明るく保っていたいもの。そこで今一度注目したいグッドプライスが、底抜けに陽気な色使いで人気のバウアーポッタリーの食器です。
ココんちは100年以上前にカリフォルニアに根付いた老舗。倒産→復活に至る紆余曲折はさておき、カラフルな食器を作り始めたのは1929年〜の世界恐慌のときでした。
今も1930~’40年代当時の工法で製陶している(驚)
暗く沈んだ時代にあって、人々の気持ちを食卓から明るくしていきたいという願いが、そこにはあったのです(染みるでしょ?)。色違いを無造作に積んだサマも絵になるので、いっちょ揃えるべし♪
積んで仕舞えば食器棚もグッと華やかに♡
各5200円
BAUER POTTERY[バウアーポッタリー]
ランチョンプレート
型に流して乾燥させた後に素焼きをし、着色を施して本焼きをする。昔ながらの工法で作られるその皿は、鮮やかな発色と美しい艶を併せ持つ。なお、色はカリフォルニアの風景に着想を得たもの。あふれんばかりの陽気さにも頷けますな。Φ27×H3cm。(セルストア)
カルフォルニアのシトラス畑やコーストラインの夕日から着想
出しっぱなしにしててもカッコいいのよね
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。