Jul 4, 2020

素材とシルエットが命！【大人の上質ビッグＴ】グラソンとビワコットンがかなりイイ♪

昨今のTシャツ事情を振り返ったときに、やっぱり大きなムーブメントだと言わざるを得ないのが“ビッグT”！　ドロップショルダーやワイドでボクシーな身頃によってあえてブカブカ感を演出することが長所なワケですが……。我々世代では「Tシャツはジャスト！」という馴染みが強いのか、はたまたいわゆる若者系ブランドがこぞって打ち出していたからなのか、乗り遅れていたり敬遠したり、という声もチラホラと入ってくるワケです。

とはいえすっかり市民権を得たことですし、WITHコロナならぬWITHビッグTとしてオトナとしても上手く付き合っていきたいものですよね。ということで、今回はそんなオトナ向けのビッグTをご用意！　素材にこだわった2ブランドをセレクトしたので、だらしなく見えない、品のある着こなしを叶えてくれるハズです♪

＜GLACON／グラソン＞MOCK NECK T

フランスで1971年に創業した「グラソン」の1着。コチラは素材に肉厚な鹿の子生地を用いたことで夏らしい爽やかさを演出してくれます。鹿の子らしい自然に生まれるドレープがいい表情なんですよね〜♪　また程よくハリを残しているのでワイドなシルエットをキープしてくれます。ゆとりのあるモックネックと相まってリラックスしたムードは満点。素材とネックで他と一線を画すオトナな一枚に仕上がっているんです。

「グラソン」って？？

なだらかな丘陵やマルヌ河、世界遺産に登録された史跡などすばらしい自然・文化遺産を取り囲むように広がるシャンパーニュ・アルデンヌ地方で誕生。繊維産業で栄えた歴史的背景から、この地方には多くのファクトリーやファブリックメーカーが点在しているのですが、中でも「グラソン」は有名メゾンブランドや内外のデザイナーブランドなどのOEM生産を数多く請負っている超優良メーカーです。

ポリ混！鹿の子素材が気持ちいい〜♪

コットンとポリエステルを50％ずつミックスした肉厚な鹿の子生地。この絶妙なバランスがナチュラルなドレープと品のある雰囲気を醸し出してくれます。ポリエステルを混紡することで肉厚生地ながらも速乾性も備え、そのうえ鹿の子織りの生地ならではのドライなタッチも併せ持っているからこれからの季節に最適なんです！

ディテールにもこだわりを

アイデンティティであるゆるめのモックネックをはじめ、小ぶりな胸ポケットや裾のブランドロゴなど必要最小限のデザインに絞ることでシンプルでオトナめなルックへと仕上げています。少ないディテールながらもセンスを感じさせてくれるのはさすがフレンチブランドといったトコロ！

一枚でもしっかりとサマになります

ワイドな身頃とゆるいネックと相性のいい5分丈ほどの袖丈。これらのサイズ感のバランス感覚がだらしなく見せないポイントになっています。コレならばTイチスタイルでもしっかりと品を感じさせてくれますし、上にジャケットやシャツを羽織ってもすんなりと馴染んでくれます。かなりユーティリティなTシャツです♪

使いやすいカラバリで展開！

ラインナップはネイビー（MARINE）、グレー（ASH CHINE）、ホワイト（BLANC）の使い勝手バツグンの3色展開。それぞれ上品な印象は備えているので、あとは好みですね！　でも全部がこの夏、最高のパフォーマンスを見せてくれるハズですよ。

GLACON／グラソン

MOCK NECK T

10,120円

詳しくはこちら

＜BIWACOTTON／ビワコットン＞ビッグTシャツ

江戸時代から今に至るまで150年以上もの長い間愛され続けてきた、滋賀県高島市の自慢の生地“縮”を源流とする「ビワコットン」。“涼”を感じさせる細かい凹凸のある独特な肌ざわりはさらっとしていて、誰しもが納得するであろう心地の良さ！　ココンチは歴史ある“縮”をファッションとして普段着使いできるよう追求に追求を重ねた結果、このクオリティまで高めることに成功したんですね。この日本古来の生地の、なんというか安心感。そこにリラックス感のあるワイドフォルムが合わさることで極上の着心地の良さを実現したってワケなんです。

「ビワコットン」とは？？

滋賀県高島市で江戸時代から作られるステテコを源流とする「ビワコットン」。ステテコは主に高温多湿の日本の夏を快適に過ごすために、先人の知恵と工夫によって作られ、大正時代にかけて広く愛用されるようになりました。その製法を受け継ぐ末裔と共に、現代の洋服に合うように進化させています。日本の歴史や伝統を現代ファッションにいかに取り入れられるかを日々追求するジャパンブランドです。