string(38) "https://www.e-begin.jp/article/362754/"
int(1)
int(1)
  

三陽山長のヤマチョウ・メイド ストレートチップシューズ

オリジナルのスタッドソールで歩行安定&絶妙フォルムの木型で履き心地快適

2000年に山長印靴本舗として誕生し、翌年に三陽商会の傘下となってリスタートした三陽山長。その登場はインポート崇拝に染まっていた当時の高級靴好きたちに、その品質の高さをもって日本の匠たちの真なる実力を知らしめる絶好の機会となりました。この観点からも三陽山長が靴の世界で果たした役割は大きく、それは偉業と讃えるべきほどのことだったのです。

今日、海外でも高く評価されている三陽山長の靴ですが、正直、革靴ビギナーにとってはお値段的にハードルが高いのも確かです。が、同ブランドがこのほどスタートさせたレーベル「ヤマチョウ・メイド(YAMACHO MADE™)」なら、高品質なジャパンメイドの本格グッドイヤー靴が4万円台で買えるのです! それも単に財布にやさしいというばかりじゃなく、日本人の足形や日本のビジネス環境に適った靴になっているのがポイントです。

本底に、雨の日の多いこれからの季節にも安心なラバーソールを採用。しかも伊・ヴィブラム社と共同開発したオリジナルソール「スーパースタッド(SUPER STUD®)は、アスファルトからラフグラウンドまでさまざまな環境に適応し、安定的で確実な歩行をもたらします。また、木型が日本人の足に適うものであるのは当然として、ゆとり感ある幅を確保しつつ、踵(かかと)周りをほどよくシェイプさせ、長時間の歩行でもストレスのない設計にしています。

ということで、ここでは本格靴ビギナーに、スーツと相性絶妙で、しかるべきビジネスシーンでも気おくれ無用の正統ドレスシューズとして第一プッシュしたいストレートチップを推挙。ボリュームをほどよく抑えたスマートなシルエットが誠に秀逸で、内羽根に施されたスワンネックステッチの存在も、控えめながらこの靴の端正な佇まいに寄与しております。

ヤマチョウ・メイドのグッドイヤーモデルでは、このタイプのほかにUチップ(写真下参照)とサービスマンシューズ(プレーントウ)の3型が展開中です。いずれも足元を気にすることなく、デイリーでガシガシ履くことができる傑作実用靴。費用対効果はハンパじゃありませんヨ!

三陽山長のヤマチョウ・メイド ストレートチップシューズ

オリジナルソール「スーパースタッド」はアウトドア向けの最新配合「ヴィブラム エックスエス トレック エボ」をベースに、そこに配されたラバースタッズによって地面を確実につかみ、安定した重心移動や快適な蹴り出しをもたらす。また、ヒール部分では摩耗に強く、グリップ性にすぐれた「ヴィブラム デュラトレック」がラバースタッズと相まって、いかなる路面状態においても確かな着地を提供する。

三陽山長のヤマチョウ・メイド ストレートチップシューズ

Uチップの「モカシンシューズ」は、拝みタイプのモカ縫いや外羽根、外ハトメなどの採用でセミカジュアルな佇まいに。木型では甲部を高めにし、前足部→中足部にややゆとりを持たせつつ、中足部のインステップ→ヒールカップで次第にタイトフィットに移行させることで違和感のないホールド感を実現した。製法、素材、カラーはストレートチップに同じ。4万5000円

三陽山長のヤマチョウ・メイド ストレートチップシューズ

ヤマチョウ・メイドではグッドイヤー3型に加え、セメント製法×ヴィブラム「モルフレックス」ソールの3型も展開中。写真は、そのうちの「ダブルモンクストラップ」をベースにしたビギン別注! インラインがスムースレザーアッパー製なのに対し、コチラではスムースレザー×スエードのコンビにしてお洒落度をさらにUPしました。ちなみに写真はシンメトリータイプで、スムースレザーとスエードが左右で逆転しているアシンメトリータイプもあります。3万6000円。詳しくはこちら

三陽山長の
ヤマチョウ・メイド ストレートチップシューズ

製法:グッドイヤーウェルテッド
アッパー素材:カーフ
ソール素材:オリジナル「スーパースタッド」(伊・ヴィブラム社製)
カラー:ブラック
価格:4万5000円

問い合わせ先/三陽山長
http://www.sanyoyamacho.com/yamachomade/
https://sanyo-i.jp/s/b/sanyoyamacho
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ