特集・連載
コットンニットさえあれば重ね着に年中困らない!
これさえあれば!で選んだ一生モノ コレさえあれば何でもできる! 無駄な出費もナシで、オシャレもできる! 後悔しない!ずっと使える本当の一生モノ特集をお届け! モノを大切に使えば、結局得する、愛着がわくという、いいコトずくめ♪ いわばBegin流「サスティナビリティ(持続性)」をご堪能ください! この記事は特集・連載「これさえあれば!で選んだ一生モノ」#20です。
ニットといえばウールやカシミアが定番ですが、オシャレ上手ほど袖を通しているのがコットンニットです。なぜなら厚すぎず、暑すぎないから。例えば、冬でもダウンの下にウールニットを着たらもう電車内なんかは暑い……。シャツインなどのレイヤードもする気が起きづらいですよね?
でも適度に保温性もあり、軽快なコットンなら、年中着回し放題。洒脱な重ね着にも効果テキメンです! そんなコットンの着回し術を、着こなしのファンタジスタこと鈴木 肇さんが教えてくれました。
これさえあれば誰でも着回し巧者
スタイリスト 鈴木 肇さんの講釈付き
コットンニットの代表
スローンの12ゲージ ダブルフェイス クルーネック長袖
SLOANE[スローン]
12ゲージ ダブルフェイス クルーネック長袖
表地がコットン、裏地にポリエステルを使ったダブルフェイス。ナチュラルなコットン顔と、軽快なポリエステルの着心地を両得できる、技ありニットだ。2万4000円。(スローン)
1月「もこもこダウンにINしても暑すぎない」
アークティック エクスプローラーのダウンジャケット8万9000円。(メイデンズ ショップ)アップサイクルのTシャツ3500円。(ユーソニアン グッズ ストア) ナナミカのパンツ1万8000円。(ナナミカ 代官山) マチュアーハの帽子9500円。(メイデンズ ショップ) 麻布テーラーのマフラー5500円。(麻布テーラープレスルーム)
「コットンニットなら暑すぎず、冬のダウンコーデにも活かせます。印象的にも軽快なコントラストがあって効果的ですよ」。
3月「肉感抑えめだから3枚レイヤードも◎」
トラディショナル ウェザーウェアのコート6万3000円。(トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店) 麻布テーラーのジャケット6万4500円。[オーダー価格](麻布テーラープレスルーム) アップサイクルのTシャツ3500円、オルダーブラザーのパンツ3万3000円。(ユーソニアン グッズ ストア) ブランの眼鏡3万4000円。(ブリンク ベース)
「コート&ジャケットにINしても重苦しくない。大人のジャケットスタイルに重宝します」。
4月「ニットONニットは素材感の違いで攻略」
アンデルセン-アンデルセンのカーディガン5万8000円。(メイデンズ ショップ) アップサイクルのTシャツ3500円。(ユーソニアン グッズ ストア) リーバイス ビンテージ クロージングのデニム2万600円。(リーバイ・ストラウス ジャパン)
「近頃人気のアンサンブル、ニットONニットと、ちょっと上級なコーデにも便利です。着膨れしにくくスマートだし、ウールのカーディガンをONしても、微妙に素材感が違って合わせやすいんです」。
9月「スウェット代わりに着てアメカジを上品に」
R&BLUESのシャツ1万8000円。[オーダー価格](R&BLUESプレスルーム) ベルウィッチのパンツ2万8000円。(メイデンズ ショップ)エナロイドの眼鏡3万2000円。(ブリンク ベース)
「スウェット感覚で着るのも面白い。例えばシャンブレーシャツとのレイヤード、パンツは軍パンと、わりとコテコテなアメカジコーデでも、ニットだから品よく見える。スウェットよりゆるい生地感なので、レイヤードしても窮屈さを感じない点もいいですね」。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。