特集・連載
人気店イマジンの稲葉さんに聞いた、リーバイスのベストな一本とは
偏愛デニム集 ワードローブの定番「デニム」。子どもの頃から穿いているのに、大人になった今もなお飽きもせずついつい手をのばしちゃう……。昔毎日のように穿き倒し、今はサイズアウトしてしまったカビ臭い一本も、なぜだか捨てられずに何年もたんすの片隅を占拠中……。時に苦楽をともにし、それと同じ数だけシワを刻んできた思い出の一本がアナタにもきっとあるでしょう。今をときめくお洒落のプロもまた然り。ファッションに精通しているからこそフツウを逸脱したその愛を、ご本人の私物とともに紹介してもらいました。 この記事は特集・連載「偏愛デニム集」#06です。
“どんなスタイリングも完璧に引き締めてくれるんです”―イマジン 稲葉冬樹さん
仕事柄、デニムに対してファッション目線は欠かせません。もちろんヴィンテージと呼ばれるものも穿き倒してきましたが、自分が好きなファッションに合うという観点でのベストな一本はリーバイスの606なんです。
細身な体型の自分にはスリムフィットなコイツが最高にフィットするし、ボリューミィなアウターや男らしいレザーアウターをはじめ、どんな着こなしもパーフェクトに引き締めてくれる。
趣味のアウトドアにも相棒のように連れ出し、そのまま仕事でも穿いています(笑)。キレイめアウターとも相性がよく、そういう万能なところも離れられない理由ですね。(稲葉さん)
ヌナタックのダウンジャケット15万円、インディビジュアライズド シャツのシャツ2万6000円。(以上、ユーソニアン グッズ ストア)アンデルセン-アンデルセンのニット4万5000円。(メイデンズ ショップ)パラブーツの靴6万5000円。(パラブーツ青山店)
オールドマンズ テーラーのブルゾン18万円。(メイデンズ ショップ)その他はスタイリスト私物。
イマジン
ストアマネージャー 稲葉冬樹さん
1978年生まれ。名店「ロフトマン」で店長やプレスを歴任。ヴィンテージのみならず、多くの洋服を扱ってきた経験をもとに、大阪府・中津に軒を構える気鋭ショップ「イマジン」に在籍。
【今買える】Levi’s 606
Levi’s[リーバイス]
メイド・イン・ザ・USA 606 オリジナルフィット
サイドから足首にかけて細くなるスリムフィット。初登場当時と同じ織機を使い、パッチやビッグEのオレンジタブなど、当時の意匠も再現した。2万円。(リーバイ・ストラウス ジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。