特集・連載
ビームス プラス溝端さんの偏愛デニムはマル珍赤タブ「リーバイス 501」
偏愛デニム集 ワードローブの定番「デニム」。子どもの頃から穿いているのに、大人になった今もなお飽きもせずついつい手をのばしちゃう……。昔毎日のように穿き倒し、今はサイズアウトしてしまったカビ臭い一本も、なぜだか捨てられずに何年もたんすの片隅を占拠中……。時に苦楽をともにし、それと同じ数だけシワを刻んできた思い出の一本がアナタにもきっとあるでしょう。今をときめくお洒落のプロもまた然り。ファッションに精通しているからこそフツウを逸脱したその愛を、ご本人の私物とともに紹介してもらいました。 この記事は特集・連載「偏愛デニム集」#02です。
“師弟関係のきっかけとなったマル珍赤タブ”―ビームス プラス 溝端秀基さん
よく見ると赤タブが2枚付いているのがわかりますか? しかも正真正銘のビッグE! なかなかお目にかかれないこの珍501は、先輩であるビームス メンズ統括ディレクターの中田さんに譲ってもらったもの。
関西から東京のビームス プラスにショップスタッフとして異動してきたばかりで、右も左もわからなかった10年ほど昔。関西にいた頃から憧れていた中田さんと古着の話で盛り上がり、以来仕事では師として仰いでいました。
親しくするなかで譲り受けたこの珍品は、そんな師弟関係の証として大切に保管。正直もったいなくて穿けません(笑)。(溝端さん)
溝端さん私物の501
ビームス プラス
ディレクター 溝端秀基さん
1982年生まれ。10代の頃から古着に傾倒し、大阪でビームスに入社。東京に異動してスタッフとして勤務後ディレクターに着任。曰く、「昔は中田さんと体型が同じだった」とのこと。
今買える Levi’s 501
Levi’s[リーバイス]
メイド・イン・ザ・USA 501 オリジナルフィット
生地の生産から縫製まで米国内で行われたコレクション。膝下からやや細くなるテーパードフィットで、大文字「E」のビッグEタグ仕様。1万6000円。(リーバイ・ストラウス ジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。