特集・連載
格闘家、宇野 薫さんが語る私の偏愛デニム「リーバイスの505」
偏愛デニム集 ワードローブの定番「デニム」。子どもの頃から穿いているのに、大人になった今もなお飽きもせずついつい手をのばしちゃう……。昔毎日のように穿き倒し、今はサイズアウトしてしまったカビ臭い一本も、なぜだか捨てられずに何年もたんすの片隅を占拠中……。時に苦楽をともにし、それと同じ数だけシワを刻んできた思い出の一本がアナタにもきっとあるでしょう。今をときめくお洒落のプロもまた然り。ファッションに精通しているからこそフツウを逸脱したその愛を、ご本人の私物とともに紹介してもらいました。 この記事は特集・連載「偏愛デニム集」#01です。
“パジャマとしては最悪の相棒だった”―格闘家 宇野 薫さん
裏原系ファッションが流行していた学生時代、カリスマだった藤原ヒロシさんが505を愛用していると知ったのをきっかけに最初の一本を手に入れ、状態のいいヴィンテージがあると聞けば友人と福島県まで遠征したことも。
おかげで今では10本以上505を所有。高校生の頃から続けていた格闘技で、腰回りやモモが太い自分の体型に合ってたってのも、ハマった理由のひとつですね。
自分だけのシワが入るように穿いたまま寝ていた時代もありましたけど、当然寝心地は悪いワケで……(笑)。最近は、イイ感じに色落ちした古着を探すのが楽しみのひとつです♪(宇野さん)
宇野さん私物の505
格闘家 宇野 薫さん
1975年生まれ。11月の「プロ修斗」で勝利。格闘家ながら、アパレルブランド「ワンハンドレッドアスレチック」をディレクションするほど服好き。初心者を対象に「UNO DOJO」を開講中。
今買える Levi’s 505
Levi’s[リーバイス]
メイド・イン・ザ・USA 505 レギュラーフィット
501のジップモデルを基に、腰&モモ回りにゆとりを設けたストレートシルエット。洗練された形は、ヴィンテージでも定番とされる。1万6000円。(リーバイ・ストラウス ジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。