特集・連載
一着持つならトレンド不問「サウスウィック」の正統ブレザーが正解!
分かっている人ほど欲しくなる秋冬モノカタログ 編集部が徹底取材で発掘&ビビッときたNEXTブレイク絶対保証の秋冬モノをピック。見るほど気になっちゃう、知れば知るほど好きになっちゃう♡玄人好みなクロージングをど~ぞ♪ この記事は特集・連載「分かっている人ほど欲しくなる秋冬モノカタログ」#08です。
トレンド不問のド真ん中スタイル時をかける正統 ブレザー
トラッド回帰の流れでブレザー人気が再燃。機能素材&モダンなシルエットの今どき仕様なブレザーもいいけど、どうせ買うなら本格派の一着が……なんて人も多いはず。
そんな方々に最適なのが名門「サウスウィック」が手掛けたコチラです。3つボタン段返りやフックベントなど伝統ディテールを踏襲するのもさることながら、すっきりとしたボックスシルエットがいいんですよね。タイトすぎないところが今の気分にも沿いつつ、かといってオーバーシルエットほど行きすぎない絶妙な塩梅で。
じつは今作は1960年代にIVYリーガーが着用した”ユニバーシティモデル”のデザインと型紙を再現したもの。つまり万人に馴染むという米国合理精神を体現したアメトラブレザーの真髄的一着なわけ。今後トレンドがどう転ぼうと正統の風格で押し切れる傑作です。
1929年創業。米国マサチューセッツ州に工場を構え、卓越したテーラード技術でブルックス ブラザーズをはじめ、そうそうたる米国ブランドを支え続けてきた名門。
スローンのニット2万3000円(ユナイテッドアローズ 原宿本店) ブリューワーのタイ1万5000円(ビームス 六本木ヒルズ) ビームス プラスのパンツ1万5000円 同シャツ1万円。(以上、ビームス プラス 原宿) パラブーツの靴6万5000円。(パラブーツ青山店) 眼鏡はスタイリスト私物。
いつの時代も正解!の王道アイビー
SOUTHWICK[サウスウィック]
ユニバーシティモデル
7mm幅のウエルトシームなど、細かいところまで’60年代のユニバーシティモデルを踏襲。かつて10monthsジャケットと呼ばれたことに倣い、生地も3シーズン対応のオーソドックスなイタリア製9オンスドスキンを使用。ボックス型のすっきりシルエット。ウール100%。9万8000円。(原宿キャシディ)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。