“一生モノ”を選ぶ基準は”21世紀ヴィンテージ”になり得るかどうか【サンヨーソーイング デザインド バイ トキト】

一生モノや定番、スタンダード……そんな言葉を聞くと思い浮かぶモノのひとつが、コートではないでしょうか。永世定番として支持され続けている、その偉大さを改めて知ることになったのが、今季リリースした「サンヨーソーイング デザインド バイ トキト」の新作コート。一生使いたいと思わせる確かな技術が、ここにはありました。

いつかヴィンテージ古着に。三陽商会×ファッションデザイナー・吉田十紀人

三陽商会のモノづくりの根幹を担ってきたコート専業工場「サンヨーソーイング」。日本最高峰の技術力とも評されるここが今年設立50周年を迎え、ファクトリーブランドをローンチした。今季、デザイナーに「TOKITO」の吉田十紀人氏を迎え、オリジナルライン「SANYO SEWING by TOKITO」として2019年秋冬より販売を開始。吉田氏が掲げたコンセプトは「21世紀ヴィンテージになるコート」。50年分の技術とクラフトマンシップに溢れた傑作コートが完成しました。

“21世紀”のヴィンテージ古着になり得る風格

クラシックな迫力に満ちたデザインは軍用バイクコートから着想。高密度コットン素材に、「ニドム加工」という特殊加工を加え、ワッシャー感とコシのあるヌメリ感を実現しました。

どうです？ この美しい後ろ姿。深めのインバーデッドヨークと、落ち感のある生地が生むドレープが、綺麗なAラインを演出します。これぞ、サンヨーソーイングの精密な縫製技術の賜物。なんでも、通常の5倍以上の手間がかかっているのだとか！

真冬も頼りになる新発想の別体ライナー

中綿を充填したライニングが付属。コートに沿わせるのではなく、着用者の身体のほうにフィットさせる独特の設計を採用し、並の中綿ライナー付きコートより格段に高い保温性を実現します。

両A面の大人スポーツジャケット

こちらのジャケットは、英国羊毛のTOP糸で開発したクラシックなチェック柄で軽さのあるウール素材を採用。リバーシブルと使える裏面は、はっ水性のある高密度ベンタイルコットンを採用しました。両面で仕様も異なり、ウール面は4パッチ&フラップポケットとウエストタブ仕様。

コットン面はウエストドローコート入りのジップポケット仕様と、着回しの楽しめるつくりとなっています。

ブラックもあり！

超本格仕様！なサイクリングアノラックパーカー

こちらのモデル、名前の通り、自転車に乗った際、前傾姿勢となっても背中の隠れるテールバックデザインに仕上げた本格仕様。

止水ジップにより高められたはっ水性や、前4個、後3個のポケットによる抜群の収納性も特徴です。さらに内側も、後身頃の大型貫通ポケットや後ろ3か所のスピンドルなどなど、こだわりの詰まった超本格的仕様になっています。

マルチとブラックの2種類