“ジャストレングス”の魔法でジャパニーズヴィンテージ復権!
日本人の日本人による日本人のためのデニム
詰まるところ、デニムのカッコよさとはヴィンテージに行き着きます。そしてヴィンテージの再現を突き詰めれば、日本でも随一の技術力を誇るウエアハウスの右に出る者ナシ。
上の写真をご覧あれ。最先端のレーザー加工と手作業により、セルビッジデニムの生地を傷めることなく表現したヒゲ、タテ落ち、アタリなど本当のヴィンテージよりリアル(汗)でしょ?
とはいえ! つい数年前まで、ヴィンテージの醍醐味を100%堪能できてた人は(おそらく)少数派。リジッドから育てれば別ですが、裾上げすると自分の脚と色落ちがズレる&シルエットが崩れちゃう(涙)から。
「こんなのなかった!」というわけで、ビームス プラス&ビギン別注の“ジャストレングス”は発売後すぐ枯渇状態となり、今や定番化。コレといったトレンドのないデニム界において、世界に誇れるジャパニーズヴィンテージの存在感を見せつけています。
ビームス プラス別注はゆるやかテーパード
WAREHOUSE[ウエアハウス:岡山/徳島]×ビームス プラス
1105
1960年代のヴィンテージデニムを再現したウエアハウスの通称“セコハン”シリーズ「1105」をベースに、さらにレングスを1インチ短く設定した別注作。軽快バランスで穿きこなせる。2万4000円。(ビームス プラス 原宿)
ビギン別注はキュッとテーパード
WAREHOUSE[ウエアハウス:岡山/徳島]×ビギン
1001B
ウエアハウスの「1101」をベースに股上を浅く、腰回りをタイトにし、膝下からテーパードを利かせた一本。今どきの着こなしにもジャストフィット! ちなみに製織と加工は岡山、縫製は徳島。2万4000円。(ビギンマーケット)
「1001B」と「1105」の違い
(左)ビギン別注 1001B(右)ビームス プラス別注 1105
①ビームス プラス別注は股上深め。ビギン別注は股上浅め
②ビームス プラス別注はワタリゆったり。ビギン別注はワタリもタイト
③どちらも裾上げ不要だから、裾のアタリが生きる!
自分で育てたかのように腿のヒゲも膝の色落ちもシルエットもジャスト!
ビームス プラスが別注した1105を身長173cmのスタッフが着用。レングスとシルエットに応じたヒゲの入り方まで徹底再現され、膝の色落ち部分もピッタリ。まさにジャストレングス。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。