夏バテに効く!? お手軽夏ごはん♪ 残った冷ごはんでサマーなHOT&COOLクッキンGOOD!
腹が減ってはナントヤラ~~なんて言いますが、暑い日は食が進まないのもまた事実。
でも食欲が……なんて言ってもいられない業界人は、どうやってバテ予防&改善しているのか?ってことで、どんな家にも必ずある残り物の冷ごはんを活用した、夏ごはんレシピを徹底リサーチしました♪
内臓などの働きを活発化させ食欲をアップさせるカプサイシンメニュー、ノドをスルッと通り体を涼しくしてくれる冷杯メニュー、アナタならドッチ!?
食欲増進のカプサイ神HOTメニュー
サッパリ~でもコク辛!な無限スパイラル!
豆乳担々麺
[材料]
豆乳、だしの素、肉みそ、食べるラー油、塩、刻みねぎ
[レシピ]
① 豆乳を鍋で煮立たせ、だしの素を加える
② 温めたご飯と、塩で味を調えた①を器に移す
③ 肉みそと刻みねぎをのせ、食べるラー油を適量垂らす
ナノ・ユニバース プレス
和田 隼さん
もともと担々麺は好きなんですが、夏に家で食べるには手間が多い。そこで考案したのが豆乳を使ったこの簡易レシピなんです。じつは“冷やし”でもイケてそうめんも合うんですが、余りものの冷メシがあるときはそれにかけて食べるのが手抜きランチの恒例。サッパリ♪でもコクはあって、ピリッと食欲をソソります♡
食べごたえある味付けだけど豆乳だからサッパリ&ヘルシー♪ (編集部ヒラノ)
ガッツリお腹も満たして栄養バランスも最高!
豚キムチゲご飯
[材料]
豚バラ、キムチ、とうふ、ニラ、卵、ごま油、みりん、塩適量
[レシピ]
① 豚バラとキムチをごま油で炒め、水を注ぐ
② みりんと塩で味を調え、とうふ、ニラ、卵を加えて煮込む
③ 熱々のごはんに盛り付ける
ヴァルカナイズ・ロンドン プレス
井上雅士さん
最近引っ越しをして、それを機に料理を始めました。男メシの定番といえば豚キムですが、〆にチゲ風アレンジを加えてご飯にかけたら……うまいのは当然ですよね(笑)。キムチの辛みと酸味の相乗効果で、夏バテぎみでも難なく完食必至!一杯でバランスよく栄養を摂れるのもオススメの理由なんです。
肉感と酸味がバランスよすぎてご飯がグイグイ進む!!(編集部マスイ)
暑気払いの冷和な精杯COOLメニュー
涼しげ~な郷土料理は旨みもたっぷり♡
水まんま
[材料]
きゅうり、梅干し、みそ(だし入り)、かつおぶし、しょうゆ、ごま油、氷
[レシピ]
① ご飯を水で洗って粘り気を取り、氷と一緒に器に盛る
② きゅうりを輪切りに、梅干しをたたいて①にのせる
③ みそを②にのせ、かつおぶし、しょうゆ、ごま油をふりかける
シャカ プレス
高橋敏郎さん
出身・山形県の郷土料理なんですが、これがもう夏にピッタリの涼飯なんです♪ 水洗いしたご飯はサラッと、好みでのせる薬味やみそ、しょうゆやごま油の風味が複雑に絡み合い、サッパリなのに旨みも楽しめる逸品。米どころならではの料理だと思いますが東京の自宅でも頻出で、漬物なんかでアレンジもできるんです。
コレ料理なの……?って疑念を吹き飛ばす奥深~い味わい(編集部スガ)
朝でも昼でも夜でも、いつ食べてもウマイ!
冷汁ご飯
[材料]
みそ(だし入り)、きゅうり、みょうが、青じそ、木綿どうふ、すりごま、氷
[レシピ]
① オーブントースターでみそに焼き色をつけ、水で溶く
② 水洗いしたご飯に①を注ぎ、とうふを手で割り入れ氷をのせる
③ 輪切りにしたきゅうりとみょうが、刻んだ青じそをのせる
カーツ プレス
太郎館季道さん
本場、宮崎県ではもっと手の込んだレシピですが、思い立ってスグ食べたいときはこのレシピが重宝します。ポイントはだし入りのみそに焼き色をつけること。そうすると香ばしさと魚介系の旨みが格段に違うんです。昼夜を問わない万能みそベースで、主役としてでも脇役としてでも、食卓を彩ってくれますよ!
簡単レシピでもこんなにハイレベルで再現できるなんて!(編集部サトミ)
学生時代から続く私的ナンバーワン
みょうが茶漬け
[材料]
お茶漬けの素、麦茶、みょうが、青じそ、チューブわさび
[レシピ]
① ぬるめのご飯にお茶漬けの素をふりかけ、冷やした麦茶を注ぐ
② 輪切りにしたみょうが、刻んだ青じそをのせ、チューブわさびを添える
ベイクルーズ プレス
谷本春幸さん
何につけても副菜にみょうがを添えるんです! で、学生時代から夏の定番だった麦茶漬けとの相性を試したらこれがバッチリ♡ 以来、麦茶&脇にはみょうが、が私的ナンバーワンレシピです。青じそやわさびなど、冷蔵庫にある薬味系をプラスすれば、バテぎみの胃にもスルスルッと吸い込まれちゃいます(笑)。
あ~うまい……家で飲んだくれる日はコレで〆よう(編集部カネコ)
[ビギン2019年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。