オールブラックなのになぜか見やすく進化した「モーリスマックロウ」
1990年代に欧州で大ヒットしたモデルがオールブラックで復刻。聖地スイスのブランドらしい意匠が凝らされた名機は通ウケ確定です。
モーリス・ラクロアの’90年代のヒット作を真っ黒にアレンジ
もしかすると’90年代テイストが再注目されてるのは、ヨーロッパも同じなのかもしれません。
ってのも、当時欧州で一世を風靡したモーリス・ラクロアの名作“カリプソ”の復刻版を、これまた当時流行ったオールブラックカラーにアレンジした新作がお目見えしちゃったんです。
ベーシックな顔立ちは案の定今の気分にハマりまくり! ってのももちろんなんですが、文字盤の表面にクル・ド・パリ装飾を施して立体感を生み、視認性を高めるあたりに、聖地スイスの本格派としてのプライドもしっかり窺えます。
ケースも文字盤もベルトもぜ~んぶブラック。外装と内装のパーツはもとより、蓄光塗料“スーパールミノバ”までブラックカラーにする徹底ぶり。まさにマックロウ(苦笑)。
MAURICE LACROIX[モーリス・ラクロア]
アイコンオートマティックブラック(径42mm)
同社人気モデルの新色。クル・ド・パリダイヤルにアプライドインデックス等、要所を立体的に設計することで、オールブラックでも優れた視認性を確保。自動巻き。SSケース(ブラックPVD加工)。カーフベルト。20気圧防水。21万5000円。(DKSHジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。