セレクトショップの別注シチズンが名作をファッション化する！

海外から逆輸入的に押し寄せているシチズン人気。その流れをいち早くキャッチした国内のセレクトショップでは、ツウ好みな名作のファッション化が加速。今、まさに旬です！

往年のファンも歓喜！ アナデジテンプの復活

シチズンのオールドモデルって、ちょいととがった印象がありません？　じつは海外では、こうしたオールドシチズンが大人気。すると日本のセレクトも注目し始め、アレンジが利いた名作別注が続々と登場しています。

人気の発端となったのは、昨年ビームスの別注で復刻された「アナデジテンプ」。1982年に発売され、アナログとデジタル2種で時を刻む斬新なテクノロジーとデザインで、シチズンファン垂涎の伝説的なモデルとなりました。

そんな名作の雰囲気を活かしつつ、別注ではゴールドケース&ブレスに木目調のダイヤルなど、レトロモダンなデザインアレンジも人気の秘訣！　さらに続く全面蓄光のダイバーや幻の太陽電池時計など、個性的な名作たちも必見。

ハイデザインで夏コーデのスパイスにも、いい味出しそうでしょ!?

右は温かみのある木目調ダイヤル

BEAMS×CITIZEN［ビームス別注 シチズン］
アナデジ・テンプ（W3.1×H3.5cm）

アナログとデジタル時計をミックスした近未来的デザインで、’80年代当時も国内外で人気。アナデジの時刻表示に加え、クロノグラフ、アラーム、カレンダー、そして名前にもある温度センサーも搭載する多機能時計だった。多彩なカラー、デザインバリエーションも展開されている。SSケース&ブレス。2万6000円。（ビームス 原宿）

まさかの逆輸入シチズン

BEAUTY＆YOUTH×CITIZEN［ビューティ＆ユース別注 シチズン］
オートマティック ダイバー デザイン（径42mm）

海外流通限定のプロマスターを別注。文字盤すべてが蓄光する全面蓄光の個性を活かすべく、その他のパーツは黒で統一している。自動巻き、200m潜水用防水で2万7000円と、コスパもおいしい！（ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店）

オールドシチズンが人気!?

光発電エコ・ドライブへ発展した幻のプロトモデル

昨年末には1974年に開発された、「太陽電池搭載ウォッチ」のプロトタイプが発売。オリジナルに加え、BY、ジャーナル スタンダード、5351プール・オムの別注も登場。2万5000円。（シチズンお客様時計相談室）
 
※表示価格は税抜き

［ビギン2019年8月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。