特集・連載
イケてる見た目とスペックが男を“釣り”あげる! ギアから始めるフィッシング
カッコIN同好会 運動不足で体もなまってるし、てか運動苦手だし、な~んて人も大丈夫。ここでは「この道を極めん」とするガチ志向ではなく、気楽に自分のペースで楽しむために一番大事な“モノ選び”を先輩方に伝授してもらいます。選んで楽しい、使って楽しいアクティブ趣味にLet's カッコIN♪ この記事は特集・連載「カッコIN同好会」#02です。
「物欲をソソる男前ギアがもたらす家庭円満」
ーフリークス ストア MD 太田 悠さん・談
個人的に好きな釣りのスタイルはショアジギングです。岸からメタルジグと呼ばれる疑似餌を投げ込んでシーバスやサバなど“食べられる”海の魚を狙うんですね。水際まで分け入るので非日常感たっぷり、かつゲーム性も高いので、いい気分転換になるんです。
いざ始めるなら何を揃えるか? ギア関係はやっぱりメジャーな専門ブランドのものがいいでしょう。ショアジギングでは何十メートルも先まで疑似餌を投げ込みます。ダイワのこのロッド(竿)は、シーバス狙いを基本に、やや小ぶりなルアーでも精度高く投げ込めるモデル。
そのため軽くて強度のあるカーボン製。黒いカーボンって男心をくすぐるんですよ(笑)。それからこの手のギアは毎年新モデルがリリースされるので、初心者の方は1年前のモデルが狙い目です。いわゆる型落ちで、比較的安価に手に入りやすいですから。
一方でウェアは何でもいいと言うか、防水透湿など一般的な機能を満たしていれば問題はありません。僕も普段使いできるようなミリタリーテイストのもので兼用させています。
アブ ガルシアはスウェーデン生まれの総合釣具メーカー。この秋冬よりスタイリッシュな新しいウェアラインが登場します。今ならコレがいいかも。
中国には『一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい』なんて格言があるそう。僕も釣った魚は必ず料理します。家族に喜ばれて男が上がる、いい趣味なんです。
1.柄バリエを揃えて眺めているだけでも楽しい
PALMS[パームス]
ギグ100S
小魚のことである「ミノー」を象った、シーバス釣りには欠かせない基本のルアーがこのタイプ。各1600円。(パームス)
2.初心者に扱いやすいシーバス用のスタンダードな一本を選ぶ
DAIWA[ダイワ]
ラテオ96M・Q(ロッド)、レガリスLT4000D-C(リール)
入門として使いやすいシーバス用のロッドは汎用性が高く、ショアジギングでも併用可能。ロッド2万3500円、リール1万1200円。(以上、ダイワお客様センター)
3.発泡ウレタン素材で一段上の保冷を
DAIWA[ダイワ]
クールラインα ライトソルト GU1000X LS
釣った魚を美味しくいただくには、クーラーボックスがあるといい。発泡ウレタン製。容量10リットル。1万7000円。(ダイワお客様センター)
4.普段使いもできるフィッシングベストの大定番
COLUMBIA[コロンビア]
ヘンリーズフォークVベスト
ファッションシーンでも注目のフィッシングベストは実用性の高さが要。1万1000円。(コロンビアスポーツウェアジャパン)
5.魚影やルアーがはっきり見える秀逸レンズ
SWANS[スワンズ]
ディーエフ・パスウェイ
休日使いをテーマにしたカジュアルなデザインが◎。装着されている偏光ウルトラレンズのグリーンは魚影がはっきり浮かび上がるだけでなく、ルアーの色コントラストがくっきりするので機能的。コスパも高い。1万4000円。(スワンズ・カスタマーセンター)
6.タクティカルブーツで決めるとカッコイイ
SK7 by 707 TACTICAL GEAR
[エスケーセブン バイ 707 タクティカルギア]
スピードライト
米国製パーツで組み上げたミリタリーブーツ。コーデュラナイロンやボアクロージャーシステムを採用。滑りにくいアウトソールでフィッシングにも適応する。2万1800円。(フリークス ストア渋谷店)
7.普段も使えるお気に入りのウェアを揃える
Abu Garcia[アブ ガルシア]
ウォータープルーフジャケット、ウォータープルーフサファリハット、ルアーボックスパンツ
ジャケットの胸ポケはルアーケースを入れやすいデザインになっている。大手総合釣具メーカー製ゆえ防水でもリーズナブル。ジャケット2万1000円、パンツ1万円、ハット4500円(以上、フリークス ストア渋谷)
予算相場20万円が…13万8100円でカッコIN!
男心をくすぐるギアが男を上げてくれました!
フリークス ストア MD
太田 悠
1984年生まれ。渋谷店の店長やバイヤー職などを経て、現在はウィメンズのMDを務める。フィッシング歴は飛び飛びで10年ほど。絶賛子育て中で、息子とのハゼ釣りもいいなと思うこの頃。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。