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タイメックスの復刻サファリ

見た瞬間「ウォ〜ッ!」と雄叫びをあげた人も多いかと。そうなんです、’90年代の我らがファッションアイコン、懐かしの名作サファリがあのままの顔で帰ってきたんですヨ!! にしても「都会の洗練? クソ喰らえ」と言わんばかりの土臭〜いルックスは、あらためて見てもインパクト抜群! 品のよさがフィーチャーされる時世にひよることなく、忠実復刻をカマしてくれたタイメックスの姿勢に、まずは最大級の賛辞を送ろうと思います♡

ちなみにこの復刻プロジェクトには、中島みゆき『地上の星』のBGMなくして聞けないほどの熱いストーリーがありました。

サファリの復刻は、じつは10年以上前から温めていた日本企画。ですが爆発的にサファリが売れた日本と米国本社の温度に差があったのとデコラティブなデザインや編み込みのレザーベルトの仕様を再現するのに手間がかかりすぎる!という諸問題から実現に至りませんでした。実際、3年前にビギンがタイメックス本社を取材した際にも打診現場を目撃していますが、担当者は苦笑いをするばかり……。

ところが、ブランドの歴史をもう一度見つめ直すという最近のタイメックスの機運が状況を変えた。スイッチが入るや否や、ケースを3Dスキャンして型を起こす作業を何度もやり直したり、文字盤のど〜でもいいような溝まで今の生産体制で表現できないか試行錯誤を繰り返したり。まさしく社の矜持をかけた取り組みへと一転したのです!

ちなみにサファリの魂たる編み込みのレザーベルトは、当時生産をお願いしていた工場が奇跡的にもそのまま残っていることがわかり、今回再び生産を依頼。やるならとことん!な心意気に、も〜胸がアツアツでございます♡

 

’90年代の大ヒット作が

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現代の技術を用い ▼

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史上初の忠実復刻! ▼

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小ぶりなままなのもイイ!

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当時まんまの37mmフェイス。これでもか!ってほどデコラティブで土臭いアウトドアテイストが魅力のサファリだが、サイズが小ぶりだから案外、着けやすいのよね♡

 

トム・クルーズが大人気の火つけ役に!
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1989年公開の映画『7月4日に生まれて』の作中で主演のトム・クルーズがこれを身に着けていたことから、人気が爆発。MA-1を流行らせたり、この人の影響力ってスゴかったのね。

 

可能な限り忠実再現!
新旧サファリ細部まで比較

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なんでベゼルの色が薄いの?というのには理由があって、じつは’90年代モデルは2世代目で、本作はオリジナルを踏襲したとのこと。重箱の隅をつつくように見ると細部に違いがあるが、写真のように誤差レベル。図面もなく原材料も異なるなかで、よくぞここまで! と賞賛します。

 

1980年代の末期に誕生し、’90年代に空前のヒット。トータル50万本が売れた伝説のアウトドアウォッチがついに復刻! とうの昔に図面が失われていたため製作は困難を極めたが、3Dスキャンなど最新鋭の技術を駆使し、オリジナルの顔を今に蘇らせた! 6月上旬発売予定。クォーツ。1万4000円。

(問)DKSHジャパン
TEL.03-5441-4515
http://www.timexwatch.jp/

※表示価格は税抜き

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