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ビギン読者にお馴染みの人気ブランドから発掘した、意外な“語りドコロ”をご紹介。今回はネパール・カトマンズで生産されるニットブランド、ヒマラヤンクライマーズハンドニットを深堀り! ニットブランドが手掛けるTシャツって?

ネパールの笑顔が宿る名品

ヒマラヤンクライマーズハンドニットは、ネパール・カトマンズで生産されるニットブランドです。ヒマラヤ登山の玄関口であるこの地は、熟練の女性ニッターによるハンドニットが名産品。長年にわたり、極寒の登頂に挑む登山者に支持されてきたそのクオリティは言うまでもありません。加えて、インフラが不安定なネパールは停電が頻発。ゆえに電気を必要としないハンドニットが作られ続け、技術が発達したという面もあるのです。ただニットの特性上、ニッターには閑散期が。そこでブランドが考えたのが、ウールフェルトを胸ポケに使った春夏向けのTシャツです。

胸ポケ下にはヒマラヤの山々の名前が記されています。

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このフェルト、ウールを石鹸水に浸し、縮絨させるところから行う完全ハンドメイド。次に、できたフェルトを重ね、針を刺し込んで柄を作っていく〝ニードルパンチ〞もすべて手作業。正直、気が遠くなる作業ですが、安定した収入を得られると、職人の女性たちから感謝されているといいます。ほっこり味わいのあるフェルトの表情には、ネパールの女性たちの笑顔が宿っているよう。シンプルな夏のスタイルに効果テキメンですし、何よりこんな心のこもったポケT、他にありませんよ!

ニットと並び、同地の名産品であるフェルト。山の雪の細かい演出は、手で何針も刺し込んだニードルパンチによるもの。格別の味わいだ。

ヒマラヤのハンドニット職人は、繊細で手先が器用な女性たち。閑散期、ネパールの女性たちの仕事を生み出したい。このTシャツには、そんな思いも込められている。

春夏はTシャツ、秋冬はカーディガンを。
スタイリッシュなテキストグラフィックとの相乗効果で、他にないTシャツスタイルに。
シンプルなコットンボディのTシャツに温かみをプラス。いつものTシャツスタイルを、ほっこりワンアップさせてくれる一枚です。

定番のニットは秋の入荷までお待ちを!

月産4枚/人という本当に希少な手編みのカーディガン。ニュージーランド産の良質なウールをネパールで使用していて、ボタンは水牛の角から、こちらも手彫りで作られているとのこと。シルエットはスタンダードなので、そのままカジュアルに着てもよし、大きめゆったりで楽しんでもよし。そして何よりも温かいのが良いです。左袖のブランドマークのフェルトワッペンが可愛いですね。

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ヒマラヤンクライマーズハンドニットの全ナインナップはこちらから!

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