特集・連載
不遇でスプラッターなチャーハン~【インスタなえ旨メシ】Vol.26
インスタ萎え旨メシ 「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!? この記事は特集・連載「インスタ萎え旨メシ」#25です。
東京 板橋 「丸鶴」のとび子チャーハン
850円(税込み)
イマイチ殻を破ることができなかったとび子が弾けました!!!
とび子って魚卵の中では不遇だと思いませんか!?
だってイクラはイクラ丼、タラコや明太子はタラコor明太子パスタ、ウニはウニ丼(あ、魚卵じゃないわ)と、それぞれが料理の主役を張る実力を持っています。キャビアなんてアカデミー賞クラスの世界的な主役俳優でしょ!?
でも……とび子だけは見た目も小粒だけに料理の役柄的にも小粒。脇役どころかチョイ役的な存在です。
それがですね、チャーハンの有名店「丸鶴」では見事に主役を張っているんです。
チャーハンの上にズドーンとのっかっていて存在感ありすぎだし、味のほうも濃厚チャーハンにプチプチ感とビミョーな甘みと塩気をプラス。味が複雑になるので、”チャーハンだけだと途中から味が飽きちゃう!”ってな人にオススメかも。
でもね、注意点があります。
食べ進めていくと当然ながらとび子の山が崩れてくるので、
血しぶきが飛び散ったようなスプラッター感満載な絵図となります(笑)。
あと痛風持ちの方もご注意を!
リポート/e-Begin編集部ナカムラ