特集・連載
現代のスニーカーに見るファッションへの貢献とは
大人が知るべきスニーカー列伝 定番に歴史あり。どんなアイテムも生まれたときは定番ではありません。名作定番が多いスニーカーも、その歴史を紐解くと流行のスポーツや愛用した偉人の存在があったのです! 今ではブームが過熱し、ウン万円もするプレミアムスニーカーも注目されていますが、大人たるもの基本の名品こそをしっかり押さえておきましょう。 この記事は特集・連載「大人が知るべきスニーカー列伝」#07です。
快適性がファッショナブルに
グラビスのスニーカーがアフタースノーボードシューズ、つまりリラックス用のシューズとして設計されるなど、ハイテク化が進むにつれさまざまなタイプのスニーカーが登場。
高クッション性やメッシュアッパーなどは、トレーニングや競技外での街履きとしても履かれるようになり、新鮮な見た目がファッションシーンでも好評となりました。こうして今日に至るまで、スニーカーの進化は日常生活にさまざまな変化を及ぼしてきたのです。
HOKA ONE ONE
ホカ オネオネ
極厚ソールが特徴的なホカ オネオネの「ボンダイ」シリーズ。ランニング時にクッション性を提供するものだが、今では特徴的なルックスからファッションスニーカーとしても人気を獲得している。ボンダイ6。2万1000円(デッカーズジャパン)
gravis RIVAL
グラビス ライバル
アフタースノーボードシューズという独特のコンセプトから始まったグラビス。イージーオンオフによるリラックスした佇まいと、その出自ゆえストリートファッションと相性がいい。こちらの「ライバル」も’90年代に多くの著名人に愛された。1万3000円(グラビス)
KEEN UNEEK
キーン ユニーク
サンダルライクな見た目ながら、ドローコードを引くことで足にぴたりフィットするオープンエア・スニーカー。その編まれたアッパーゆえに海陸川山あらゆるシーンに対応する傑作スニーカーだ。コンパクトなので旅先でも重宝する。1万2000円(キーン・ジャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。