特集・連載
ミュージアムカーフを贅沢に使ったゾンネの革財布に惚れ惚れ
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#119です。
作り手の熱い思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるいいもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします!
ゾンネ
ラウンドファスナー、マルチウォレット、二つ折りウォレット
ミュージアムカーフで仕上げた<クンスト>シリーズ。ラウンドファスナー/W19×H9×D1.7cm、1万3000円。マルチウォレット/W14×H8.5cm、1万1000円。二つ折り/W11×H9.5cm、9500円。WEBサイト「サックスバー」にて絶賛取り扱い中。
あのミュージアムカーフがこの価格で手に入るとは恐れ入りました
革小物の魅力。それは画一的ではない、ムラのある表情にあると言っても過言ではありません。もともと天然のレザーが原料ゆえ、厳密には同じものはひとつとないですし。
とりわけその表情の個性が表れるのが染色方法。高級靴でよく使われている、深い陰影を湛えるミュージアムカーフはその筆頭でしょう。
こちらはそのミュージアムカーフを贅沢に使った革小物のライン。この質感ながらアラウンド1万円というコストパフォーマンスが群を抜いています。まさにお値打ち。
どれも概してコンパクトに仕上げながら、ラウンドファスナーは中のカード段を多数装備しています。
ビギンで注目したい型はネイビーのマルチウォレット。電子マネーでキャッシュレスが進む時代に対応したマチなしタイプで、とはいえ完全には手離れできない現金のためのコインケースも備えた文字通りマルチな佳作です。
それぞれ茶、紺、黒からお好みの色をどうぞ。
♯陰影が独特なイタリアンレザー
わかりやすく言えば色気のあるムラ。これはイタリアのミュージアムカーフと呼ばれるレザーの特徴で、職人により染色の工程を何度も繰り返すことで、マーブル模様のような陰影が生まれる。
高級靴によく使用されているレザーでもあり、ガラスのような光沢を湛え、クラシックな印象を醸す。
♯ゾンネとは?
ヨーロッパの伝統あるメゾンのモノ作りに学び、日本らしい精緻なアプローチを合わせたレザーブランド。ドイツ語の「太陽」を表す言葉がブランド名の由来。
♯上質レザー ♯コスパ最高 ♯惚れ惚れする光沢
(問)サックスバーEC
☎ 06-6536-7333
https://sacsbar.com/
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年6月号の記事を再構成]写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/礒村真介