セント ジェームスの2大定番「ウェッソン」と「ナヴァル」のシルエットは違うの?
じつは“漁師”と“海軍”で太⇔細の違いがある!
フランスのノルマンディー地方で1889年に誕生したブランド「SAINT JAMES(セント ジェームス)」。モン・サンミッシェルで飼育された羊の良質なウールを使って船乗りたちのマリンセーターを生産したメーカーがそのルーツとなっています。
セント ジェームスの二大定番に位置付けられるのが、ノルマンディーの漁師たちの防寒着に由来する「ウェッソン」と1850年代にフランス海軍に制服として採用された歴史を持つ「ナヴァル」。ゆったり着たいなら漁師、タイトに着たいなら海軍と覚えておきましょう。
リラックス感を出すなら漁師の“ゆったり”
ウェッソン
漁師の防寒着が出自だけあって全体的にゆったり。着丈や肩幅はナヴァルと同じだが、ウェッソンは胸囲と裾幅にゆとりが確保され、かつ袖丈が約10cm長いためリラックス感が出る。1万800円(セント ジェームス代官山)
スッキリ見せたいなら海軍由来の“コンパクト”
ナヴァル
胸囲&裾幅もウェッソンよりもタイトな設定で、袖丈も短めゆえ、全体的にコンパクトなイメージに。また、ウェッソンよりも若干大きく開いたネックや長めの後ろ身頃の裾丈も特徴。1万3500円(セント ジェームス代官山)
仏を代表するマリンボーダー
SAINT JAMES/セント ジェームス
Since 1889年/フランス
SAINT JAMES/セント ジェームス
Since 1889年/フランス
※表示価格は税抜き。サイズ詳細は、すべてMサイズ相当での編集部による実測値です。
[ビギン2019年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。