特集・連載
このデザイン、1世紀前のまま!? 第3のビーンがにわかに脚光
何で売れてるの~!? 研究 囁かれる、モノが売れない時代もなんのその。人気ブランドのヒット作は“どこが優れ、なぜ売れているのか”を徹底研究。売れてる理由をわかりやす~く解説いたします! この記事は特集・連載「何で売れてるの~!? 研究」#03です。
ブーツ、トートに次ぐ第3のビーンがにわかに脚光
創業100年を超える歴史の中で、多くの傑作を生み出してきたL.L.ビーン。やはり2トップはビーンブーツ、ビーントート。その陰で愚直に人気を集めてきたビーンシャツこと、シャミー・クロス・シャツが本国ユーザーから驚きの評価を獲得中!
その正体とは、2本ステッチ、高耐久ボタンなど、生地の丈夫さに合わせて高められた頑丈なディテールを持ち、野暮ったいシルエットも逆に今また注目される所以!
1927年のカタログに登場!
レザーレット・シャツとして1927年に登場。長く着るほどにシャミー・レザーのような感触になることから、1931年に現モデル名に変更。
厚手のフランネルを採用!
1世紀前からこのデザイン!?
L.L.Bean
エル・エル・ビーンのシャミー・クロス・シャツ
ポルトガルの名門製織工場で織ったフランネルを使用。ダブルステッチによる縫製や耐久性の高いボタンのヘビーデューティ仕様。7400円(L.L.Bean カスタマーセンター)
’80sカタディンロゴなど復刻モデルも絶好調
エル・エル・ビーン(L.L.Bean)[Since 1912/アメリカ]
担当者の「売れてる!」証言
5年間で1000個を超える5つ星が本国サイトに付きました
(エル・エル・ビーン インターナショナル メンズMD 本田剛士さん)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。