肌トラブル&薄毛の予防にも! 夜は一日の疲れや汚れをしっかり取って入念ケア
入浴も洗顔と同じく潤いと栄養補給がキモ
夜は一日の活動によって、もっとも汚れや疲れがたまっている時間帯。やるべきことは、就寝前に肌や髪、頭皮をすっきりクリアにしておくこと。ただ、洗顔と同様、必要な皮脂や潤いを落としすぎないようにするのが肝心です。
シャンプーの注意ポイントは、頭皮をこすらないこと。泡で撫でるように洗うだけでも汚れは十分落とすことができます。
また、泡を流す際に熱すぎる湯を使うと、必要な皮脂や潤いまで流れてしまうため、必ずぬるま湯で。髪の傷みが気になるときはトリートメントで栄養と潤いを補給します。
全身は入浴後にクリームやオイルで保湿するのが基本ですが、面倒クサイ人はボディミルクを入れた湯船につかるのがおすすめ。保湿成分が肌を包み込んで、全身くまなくすべすべに整えてくれます。
一日のシメとなる入浴は、正しく汚れを落としてたっぷり保湿と栄養補給。これを心掛けることでカサつきなどの肌トラブルはもちろん、薄毛も予防できるんです。
TO DO 1:バスタイム
効率と効果に優れた三種の入浴神器
シャンプーは泡立ちやすい、泡が細やかなものがベスト。毎日使うものだから、主成分がナチュラルなものならなおヨシ。
トリートメントはケラチンなどたしかな毛髪補修成分が配合されたものを。バスミルクは香りのよさだけでなく、豊富な保湿成分を重視すべし。
洗い上がりの爽快感とさっぱり感が抜群
davines
ダヴィネス
ナチュラルテック シャンプー〈R〉
伊・生まれのヘアケアブランドの頭皮ケアシリーズ。細やかな泡で汚れを落としつつ頭皮の油分と水分のバランスをキープ。レモンとショウガエキスが頭皮をすこやかに整える。250ml 2400円(コンフォートジャパン)
希少な毛髪補修成分でハリとコシを与える
HAHONICO
ハホニコ
ケラテックス ファイバートリートメント
羊毛からごくわずかしか採取できない毛髪補修成分・キューティクルケラチンが配合されたトリートメント。髪に自然に馴染みつつ艶を与え、強くしなやか、かつまとまる髪へと導いてくれる。250g 3500円(ハホニコ)
湯船に入れるだけで肌がトゥルトゥルに♡
WELEDA
ヴェレダ
モミ バスミルク
バスミルクは数あれど、香りのよさ、保湿力はこのスイスブランドが群を抜く。自然由来の保湿成分が肌を潤いのベールで包む。森林浴をしているかのようなモミの木の芳香も絶品。200ml 2800円(ヴェレダ・ジャパン)
基本のキ「コンディショナーとトリートメントの違いって何?」
(左)トリートメント:髪の表面だけでなく内部にまで作用する (右)コンディショナー:髪の表面に作用する
コンディショナーやリンスは、髪の「表面」に油膜を作ることで髪を保護するもの。対するトリートメントは、髪の「内部」に保湿成分を浸透させて傷みを補修する。髪のダメージが気になるときは後者が◎。
TO DO 2:頭皮ケア
普段のシャンプーでは取れない汚れを洗浄
髪と頭皮の汚れが特に気になるときは、ディープクレンジングをプラス。シャンプー前に使えば、きめ細かな泡が、普段のシャンプーではなかなか取れない汚れや余分な皮脂を洗浄してくれる。頭皮クレンジングは、後に使う育毛剤の効き目を高める効果も期待できる。
ガンコな頭皮の汚れを洗浄する強力助っ人
uka
ウカ
ウカスカルプ クレンジング ディープ&ライト
アミノ酸洗浄成分のきめ細かい泡が、頭皮と髪を洗浄。ガゴメエキスなど栄養も豊富。200ml 2750円(ウカトーキョーヘッドオフィス)
基本のキ「シャワーヘッドを替えるのは必須」
シャンプーの際、泡が髪に残ってしまうと頭皮の荒れや薄毛の原因に。と考えると、シャワー圧は高いほうが◎。集合住宅などでは浴室のシャワー圧が低い場合があるので、高水圧のシャワーヘッドに交換するのも賢い手だ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。