特集・連載
この春履くべき、今、最も“大人”なスニーカーがこちらです
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#08です。
人とはカブらない。でも
由緒正しき日本のスタンダード
オニツカタイガーのメキシコデレゲーション
オニツカストライプ(当時)を初採用し、メキシコ大会で選手団が履いた「リンバー」を復刻。ブルーは沈着冷静、レッドは闘争心を表していたとか。全4色揃う。レッド1万2000円。それ以外は各1万1000円。
2本のラインが映える、今、最も“大人”な一足
2本の流線がサイドで交わるオニツカストライプ。今やクオリティの証でもある、この意匠が考案されたのが今から50年前。そこで、初搭載された伝説の品番を完全復刻したというのがこちらです。
当時はまだオニツカタイガーという社名で、社長鬼塚氏が自ら「一目でわかるデザインを」とプロジェクトを立ち上げ、コンペを実施。実際にトラック&フィールドで視認性、さらにはデザインが足に及ぼす運動生理学的な影響を測定するなどこだわりまくり、1966年にトレーニングシューズ「リンバー」で初採用。そして1968年のメキシコ大会で選手たちの足元を飾ったのです。
ということで日本人の琴線には響きまくる(はずの)リアルベーシックですが、50年の時を経たこと、そして今回はブルー&レッドの映えるクリーンなオフ白にしたことで、超2016年的なスタイリッシュ具合になっています。これぞ春スタイルを爽やかに彩る日本代表!な一足です。
カラバリはこれ ↓
#箱も当時と同じ
アニバーサリーイヤーの復刻企画のため、シューズボックスも当時のデザインに。全4色の中でも右下にあるレッドのものだけの限定ボックスだ。
#アッパーは上品なスエード
オニツカタイガーブランドで主に海外展開され、本製品の兄弟筋にあたる「メキシコ66」はスムースレザー。こちらはオフ白のスエードを採用。レトロ感&上品さ、どちらの面も僕らにはこっちでしょ!
スニーカーって履いてないときの佇まいがいいと満足感が高まりません? だから中敷のデザインって凄く大事。この陸上トラック風デザインも往時のモノ。そして矢印の先には、TOKYOの遊び心が! やられました(笑)
♯メキシコ大会 ♯1966年 ♯脱いでも凄いんです
(問)アシックスジャパン お客様相談室
TEL.0120-068-806
URL.http://www.onitsukatiger.com/
※表示価格は税抜き