特集・連載
お値段1万円台で胸アツ必至な新シャツを見つけました!
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#05です。
高品質かつドレッシーすぎない、真に上質なBDシャツ
エアディムの
オックスBDシャツ
この春、スタートした新しいブランドからのシャツ。品のよさと滑らかさを両立させたオックス地が特徴で、衿はかなり小衿なBD。44~50の4サイズ展開。青・サックス・赤・黒・グレーの5色。日本産。各1万6000円。
胸アツ必至な新シャツブランド、見つけました
素材にうるさいと自認するビギンもこれには唸らされました。
この春、満を持して誕生したエアディムから登場したシャツのことです。このオックスBDは播州織という兵庫県西脇市の伝統的なシャツ地を採用しており、光沢がありながらも肌馴染みがよいという絶妙なバランスに仕上がっています。素材から紐解いてみるとそれもそのはず、タテ糸に超長綿、ヨコ糸がインド綿のミックス。これ、どういうことかわかります?
タテ糸に採用したのは、肌触り、光沢ともに優れた超長綿。そして、ヨコ糸のインド綿は繊維長が短くて太いものの、ふんわりとした柔らかさが特徴。これにより、超長綿オンリーだと光沢が出すぎてしまう点を調整しているのです。
しかも、生地全体の糸数を減らした甘めの作りで、さらにその生地を生かすためにアイロン掛けもあえてゆるめにしているのだとか。手に取れば即座に理解できるはずです。「最新の滑らかなシャツ」とはどういうものかを。
♯動きやすい袖付け
アーム部分は細身でダボつかず、美しい。反面、肩部分は広げ、脇下をギュッと絞るという工夫で運動性を確保し、窮屈さは感じない。
♯ストライプ柄も
大、小2種類のサイズのギンガムチェックが揃う(写真右上が大、左上が小)。そのほかにも右のようなストライプ(こちらも大、小2種類の太さを用意)も合わせてラインナップしている。各1万6000円。
西脇って知ってます? 兵庫県のシャツ生地の名産地で、このシャツも西脇の名産・播州織という生地。先染めの平織り生地ですが、タテ糸とヨコ糸に異なる綿を……って、こだわり多すぎで書きれない。
♯西脇 ♯国内製造 ♯あえてのユルさ
(問)伊勢丹新宿店
TEL.03-3352-1111
http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/index.html
※表示価格は税抜き