台湾からの救世“酒”!? 世界地図上の隣国でウイスキー愛をサケぶ！

カバラン（KAVALAN）のディスティラリーセレクト

とどまるところを知らない世界的なウイスキー人気。国産銘柄も需要過多による供給不足から、白州12年や響17年といったブランドも一時終売になっちゃいましたよね。でも飲みたい。

ということで今、にわかに注目を集めているのが台湾ウイスキーです。台湾ではかつて民間の酒類製造が禁じられていたため、産地としてはまだ歴史が浅いものの、こちらカバラン蒸留所がある宜蘭県は富士山よりも高い雪山山脈からの名水に恵まれています。

また寒暖差がしっかりあるものの基本的には亜熱帯気候で高温多湿のため、他の場所であれば10年かかるような熟成期間がなんと数年ほどで済むってわけ（驚）。

それでも、当然風味も味も損なわないってんだから、ザッツ救世酒。こりゃ新年そうそう耳寄りだわ♡
 

ウイスキー造りの常識を覆した!!

これまで熟成には寒冷地が適すとされていたが、十分な寒暖差を生かして味や風味をキープしつつ、高温多湿下にて約３倍速で熟成！

世界のウイスキーコンテストで注目を高める台湾ウイスキーきっての蒸留所、カバランの値頃なシングルモルト銘柄がこちら。複数種の樽をヴァッティングすることで、柔らかくコクのあるクリーミーな口当たりを実現。700ml。4500円。

（問）リードオフジャパン
☎ 03-5464-8170
http://www.lead-off-japan.co.jp/

※表示価格は税抜き

写真／工藤 恒（アルフォース）　文／礒村真介