特集・連載
２万円台で一番ストーリーのある黒スト
こんなビジネスシューズを待ってた!! 防水靴の次元を超越した流麗プロポーション
2018年12月 ビギンベスト10 暖冬といえやっぱり肌寒くなると、ど～しても気になっちゃうのはアウターですよね♪ もちろんビギンもガツンとアウターを厳選紹介していますが、今月のいいモノランキングの第１位は、A級ベーシック時計に抱いていたストーリーを覆す、隠れ名品がランクイン！ この記事は特集・連載「2018年12月 ビギンベスト10」#09です。
アルフレッド・バニスター インのビジネスシューズ
防水ビジネスシューズはあちこちから出ていますが、ボクたちが心底欲しいと思える一足はナカナカないのが実情。その最たる理由が、シルエットです。
通常、防水シューズには防水性と透湿性のある2つの生地を貼り合わせ、なおかつその間にスポンジで層を設けたライニングが使用されます。ゆえに厚みが出てしまい、シルエットが損なわれる、という難点がありました。
で、そんな問題に着目したのがアルフレッド・バニスター。厚みの原因であるスポンジ層を省略しつつ、特殊な接着によって薄いライニングを作ることに成功。
そのため、防水透湿性はそのままに、このブランドらしい流麗プロポーションを実現できたってワケ！
さらにメダリオンがあしらわれたトラッド顔やグリップ力に優れたラバーソールといった靴好きも納得のスペックに加え、価格もサクッと買える２万円チョイ♪ この価格帯で、ココまで語れる防水黒ストって他にあります？
防水加工レザーが水滴をしっかり弾く。革の質感も、この手の防水シューズにありがちなチープさは皆無。表面の艶が高級感を醸す。
すらりとのびたノーズやくびれた土踏まずなど、美シルエットは高級靴さながら。やや高めのヒールリフトは脚を長く見せる効果も。
すらりとのびたノーズやくびれた土踏まずなど、美シルエットは高級靴さながら。やや高めのヒールリフトは脚を長く見せる効果も。
ブラウンも渋イイ！
デザインと機能性を両立する人気シューズブランドの自信作。特殊な接着技術が駆使されたライニングによって、防水透湿性と美シルエットを両立させた。歩く動きを考慮したラストは、土踏まずもしっかりホールドされるため、足が疲れにくいのもうれしい。各2万3000円。
（問）アルフレッド・バニスター 代官山店
☎ 03-5458-5010
https://abahouse.co.jp/men/alfredo-bannister-men/
※表示価格は税抜き
写真／工藤 恒（アルフォース） 文／押条良太（押条事務所）
