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街中最速!? そして経済的!!125ccスクーターの人気の理由とおすすめモデル5選

125ccクラスのスクーターは”街中では最速”と言われるほどの機動力を発揮する125ccクラスのスクーターは”街中では最速”といわれるほどの機動力を発揮する

 

1980〜’90年代のいわゆる”バイクブーム”の頃に青春時代を過ごした人には信じられないかもしれませんが、国内でのバイクの販売台数は最も多かった1982年の328万5000台から、2017年は35万7000台と最盛期の1割程度まで減ってしまっています。ただ、そんな中でも堅調な販売を維持しているのが125cc以下の原付二種と呼ばれるクラス。50cc以下の原付一種クラスが最盛期の1割程度まで減っているのに対して、原付二種は半分程度の減り幅と、ほかのクラスと比べても著しく人気が高いことがわかります。今回は、その人気の理由を分析するとともに、おすすめの125cc以下のバイクを紹介しましょう。

【人気の理由その1】維持費が安い!

125ccクラスの人気が高い理由の第1は経済性が高いことです。このクラスのバイクは燃費がよく、50km/ℓ程度の車種は珍しくありません。年間の保険料も250ccクラス以上のバイクに比べてお得です。自賠責保険の金額は250ccクラスが8650円なのに対して125cc以下は7500円。これだけ見ると、大きな差ではないように思われるかもしれませんが、大きく違うのは任意保険です。数万円単位となる250ccクラスのバイクに対して、125cc以下のバイクは自動車の任意保険にファミリーバイク特約を付けることで対応できるので、年間8000円程度に抑えることが可能なのです。最近、地方在住で夫婦個別に車を所有している人たちも、この不況で一台は125ccスクーターに買い換える人が急増中とか。

 

【人気の理由その2】道交法上の縛りが少ない

維持費が安いというだけなら、50cc以下の原付一種も変わりませんが、原付二種のいいところは道路を走るうえでの制約が少ないこと。原付一種の場合、法律上の制限速度は30km/hとされており、幹線道路で交通の流れに乗ることも難しいような速度です。また、2車線以上ある大きな交差点では2段階右折が義務付けられていますが、原付二種ではそうした制約がないため、250ccクラスのバイクと同じように走ることができるのが魅力といえます。


原付一種や自転車では2段階右折が必要な交差点でも、原付二種はそのまま右折できる

 

【人気の理由その3】街中での機動力が高い

前述のように30km/hという速度制限がないこともあって、街中で見かける原付二種バイクはかなり”速い”。もちろん、最高速では排気量の大きなモデルに劣りますが、そこまでの速度が出せない街中では軽量で出足の速い125ccクラス(特にスクーター)は”街中最速”といわれるほどの機動力を発揮するのです。

 

【人気の理由その4】魅力的な車種が多い

近年、人気が継続していることもあり、メーカー各社はこのクラスのバイクにかなり力を入れています。特にAT免許で運転できるスクーターは充実しており、国内向けのラインナップが減っているなか、使い方に合わせた選択肢が揃っているといえます。国産車だけでなく、輸入車も増えてきており、選ぶのに頭を悩ませてしまうかもしれません。

 

【人気の理由その5】最短2日で免許が取れる

125ccクラスのバイクに乗るためには、普通二輪小型限定免許が必要。この免許にはオートマ(AT)限定もありますので、スクーターに乗るのであればこちらでも構いません。そして、このAT限定の免許は今年から、最短2日で教習を修了できるようになりました。費用も普通自動車免許を持っていれば10万円かからずに取得が可能。バイクの中でも非常に手軽に乗れるのが魅力のひとつです。


50cc、110cc、125ccとラインナップ豊富な「スーパーカブ」シリーズもAT限定の免許で乗れる

※表示価格は税抜き


構成・文/増谷茂樹

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