北欧時計に異変が！

トリワのクレヨン クリンガ／ビビッド クリンガ

ここ10年近く、カジュアルウォッチのトレンドはシンプルなクラシックスタイルが幅を利かせていますが、そろそろこれまでとは違ったデザインを手首に纏いたいもの。そんなジャストなタイミングで、スウェーデン・ストックホルムの腕時計ブランドから新作が届きました。12色のカラーをテーマにしたもので、ポップな要素を取り入れたデザインが新鮮。

といってもさすがは北欧ブランドだけあって、12色ものカラーを使いまくるな～んてことはいたしません。バーインデックスのみにアクセント程度に色を置き、バランスよく調和。しかも、色相のグラデーションといったありきたりなものではなく、パステル調やくすんだトーンの色を巧みに取り入れ、洗練されたカラーコーディネートを完成させているのです。

モデルはホワイト文字盤のクレヨン クリンガと、ブラック文字盤のビビッド クリンガの2タイプ。ベゼルはポリッシュ加工で輝きを出し、ステンレススチール製のケース側面とラグはヘアライン加工で上質感をアピールします。そして、クレヨン クリンガはメッシュのステンレススチールのストラップを、ビビット クリンガはブラックのオーガニックレザーによるストラップを合わせ、文字盤の色違いでも対照的な印象にまとめました。サイズもやや小ぶりなので、カラフルでも主張しすぎることなく手首への据わり具合も絶妙です。クォーツ。径38mm。各3万円。

（問）アイ・ネクストジーイー
☎03-5496-4317
https://www.nordicfeeling.jp/release/180907/

※表示価格は税抜き

文／トライアウト