“お堅いイメージ”も得意の靴で覆す! プロが実践するオンオフ十八番スタイル
「百貨店に勤務する人ってちょっと堅そう…。」なんて思ってません? オフィスカジュアル化が進む今、1アイテムを仕事と休日とでシェア使いをする賢者ならぬオン&オフ兼者は、そんな“お堅いイメージ”を払拭する着こなし術をすでに実践しています。同じくお堅いイメージが…な~んてアナタは、お洒落のプロの着こなしを参考にしてみてはいかが?
伊勢丹メンズ×スニーカー
ON:シューズのフィッティングで頻繁に屈む。
“ソールまで同色”ならジャケパンにすんなりハマる!
「立ちっぱなしだったりしゃがんだりと、脚が疲れやすい仕事なので、スニーカーに頼ることも。
そんなときはソールまでネイビーに統一されたこれを選んでいます。ソールも同色なら全体的な印象も1色にまとまり、ジャケパンに合わせても革靴に引けをとらない上品さなんです♪
最近は通勤スニーカーをお求めになるお客様も多いので、メンズ館が得意とする、今どきお洒落を意識した着こなしも併せて提案しています。」(伊勢丹新宿店 塚原さん)
ON STYLE
着こなしPOINT
パンツの丈は、シュータンにかかるかかからないかの絶妙なバランスがキモ。野暮ったくも軽快すぎにもならないパンツを選びたい。
OFF STYLE
ディアドラ ヘリテージのスエードスニーカー
シャープなフォルムは、革靴にも通じるところのあるオールスエード製スニーカー。ミッドソールの側面までアッパーのカラーと統一され、ダークトーンならシックな印象に。2万5000円。(伊勢丹新宿店メンズ館)
伊勢丹新宿店 メンズ館 シューカウンセラー
塚原拓也さん
シューズフロアを担当。ビジネスマンも多く訪れるため基本的にジャケパン以上がマスト。屈むことも多く、楽チンスニーカーに頼ることも。
阪急メンズ×革靴
OFF:休日も大人の品が欠かせない
厳しい規定は“スニーカーソール”でスリ抜けてみては?
「いくらオフィスカジュアルが浸透したからといっても、周りはみんな革靴だし……なんて人も多いのでは。
かく言う阪急メンズ 東京でも、黒スーツに白シャツ、黒の革靴というドレスコードが。そこでおすすめしたいのがスニーカーソールを搭載した革靴です。
これなら規定もクリアできるし、クライアントとの打ち合わせや会議が多くても誠実なイメージをキープでき、長時間歩いても疲れにくい。超助かっています(笑)」(藤村さん)
ON STYLE
OFF STYLE
着こなしPOINT
ウィングチップの雰囲気に合わせ、裾はダブルのもので英国風味に。シューズのボリュームに負けないよう、パンツはゆとりのあるものを。
コール ハーンのオックスフォードシューズ
上質なレザーを採用し、衝撃吸収&耐久性に優れた2層構造のソールを配した“きちんと見え”なレザーシューズ。ウイングチップのトラディショナルな雰囲気が、スーツスタイルを格上げ。4万5000円。(阪急メンズ 東京)
阪急メンズ 東京 営業企画 マネージャー
藤村 翔さん
プロモーションなどを管理。外部の人との会議にも対応でき、厳しいドレスコードもクリアするスニーカーソールの革靴がお気に入り。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。