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今年の夏はマジで暑かった……けど、それ以上に今熱いのがアフリカもの! リサーチを進めてみれば、オシャレに敏感な賢者たちはすでに、服、アクセ、インテリアで投入しているじゃありませんか。こりゃ人気加速の予感がプンプン、巷を席巻するのは時間の問題!? この波に乗り遅れるのは厳禁ですよ!

 

トゥアレグのブレスレット着用イメージ

他の部族にない繊細な模様が今の服装とも◎

アメリカとアフリカの違いはあれど、ネイティブものにフォーカスするならやっぱり取り入れやすいのはアクセでしょ。

ってことで調査したら、今日本のシャレ者の間でダントツの人気を誇っていたのが、ビギンでも昨年からちょいちょい紹介していた、この“トゥアレグ族”のアクセ。

彼らの間では金は悪運をもたらす金属だと考えられていて、古くからシルバーを好んでいたそうなんですが、最大の特徴はその超繊細な幾何学模様。現代アートにも通じるこのモダンな柄のおかげで、過度なネイティブ風味が抑えられ、今どきのシンプルな服装にも合う合う!

ネイティブなのにモダン、という唯一無二の魅力を秘めたアクセは、かつてフランスの某世界的メゾンを魅了してましたが、現在では日本国内でその人気が絶賛リバイバル中。名だたるショップがバイイングし、アメリカ一辺倒だったネイティブアクセ情勢を激変させつつあるんです。アクセ好きなら刮目しときましょ。

 

トゥアレグ族のシルバーバングル

ネイティブアフリカン同様、ブレスやバングルの種類は多彩。パターンの種類や石の有無、幅、微妙なくすみ具合など、個性の異なるアクセをハンドメイドしている。お気に入りを見つけて一点投入すれば効果テキメン。

メイデンズ ショップで買えるトゥアレグのブレスレット
重ね着けしやすいけど模様を刻むのが難しい細幅ブレス。各1万7000円(メイデンズ ショップ)

 

フリークスストアで買えるトゥアレグのブレスレット
一点差しで印象激変の太幅ブレスもあり。上/7万円、中/1万7000円、下/1万4000円(以上、フリークスストア名古屋パルコ)

 

ジャーナルスタンダードで買えるトゥアレグのブレスレット
上/6万円、中/3万2000円、下/2万1000円(以上、ジャーナル スタンダード 表参道)

 

重ね着けもOK!

トゥアレグとネイティブアメリカンアクセの合わせ使い皮革画像
右の写真のようにネイティブアメリカンだけでも悪くないけど……トゥアレグを足すと、重ね着けのバランスも絶妙にマッチ。

 

ブレスやバングル以外にリングも豊富!

トゥアレグのリング

ネイティブアフリカンの部族たちも、アメリカの原住民たちと同じく、全身に装身具を着ける習慣が。

バングル以外にリング等のバリエも豊富だが、トゥアレグ族特有の繊細な彫金は健在で、複数個着けても華美にならないのが凄いところ。

ネイティブ風味をしっかり漂わせられるのに、コッテコテな雰囲気にならないのは、トゥアレグ族の美的センスの賜物だ。

右/リング1万5000円(フリークス ストア名古屋パルコ) 中/1万5000円、左/9000円(以上、メイデンズ ショップ)

 

オシャレ賢者の語る“トゥアレグ”

トゥアレグのアクセサリー着用画像

ネイティブアメリカンにはない、シンプルなデザインが◎。重ね付けしても喧嘩せずに馴染むのが魅力です。(大桃さん)

大桃祥弘さん写真
ユナイトナイン プレス
大桃祥弘さん

 

トゥアレグのアクセサリー着用画像

主張が控えめだから、太&細バングルで合わせてもバランスよし。またコーデを邪魔しないのもいいんですよね。(鈴木さん)

鈴木肇さん写真
スタイリスト
鈴木 肇さん

 

そもそも“トゥアレグ”って?

トゥアレグ
の人物画像
通称“青の民族”と呼ばれるトゥアレグ族

アフリカ屈指のオシャレ遊牧民

その昔、交易や略奪によってサハラ地域を支配していたアフリカ大陸の歴史ある遊牧民。9世紀にアフリカがフランスに侵攻されたことを契機に遊牧エリアが制限され、現在ではニジェールやマリなどの、サハラ砂漠南縁のサヘル地帯で牛や山羊を飼育して生活している。

美的センスにも優れ、お守りとしての役割も担うという彼らの装飾品や工芸品は、現在世界中でトレードされている。
 

アフリカ地図
ここらへんを行ったり来たりしているそう。

 

現地でももちろん着用

トゥアレグ
の人物2名画像
「他の部族にない繊細な柄に萌え♡」「ヂャラ着けしてもお洒落でしょ?」

トゥアレグ族が手掛けたアクセは、他のネイティブアフリカンの間でも人気高し! こちらのご両人はトゥアレグ族と同じサハラ砂漠南縁のサヘル地帯を遊牧するウォダベ族。トゥアレグ族と交流のある彼らは、自分たちの金品とアクセを交換し、コーディネートに取り入れているのだ。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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