【ヘルシー系「カップヌードル」の歴史】「カップヌードルPRO」の元祖は「日清スポーツヌードル」!?
その誕生は半世紀以上も前の話。フォークで食べるカップ入りのインスタントラーメンという斬新な食のスタイルを提案した、日本が世界に誇る「カップヌードル」。その変遷を追っていく!

名門系統図
CUP NOODLE ヘルシーの系譜
1966年
欧米の食べ方が、「カップ麺」の発想につながった

「チキンラーメン」販促のため、欧米視察に出かけた日清食品創業者・安藤百福氏。商談の際、相手が紙コップに割り入れた麺をお湯で戻し、フォークで試食する姿を目撃。インスタントラーメンを世界に広める鍵は、食習慣の違いにあると確信した。飛行機で提供された機内食の密封性の高いフタにもヒントを得て、全く新しいカップ麺の開発に着手した。
1971年
新しい食文化を生んだ記念すべき第1弾

カップヌードル
世界初のカップ麺。コンソメをベースにしょう油とペッパーを効かせたスープは唯一無二の味つけが絶妙。ラーメンの具として珍しかった「謎肉」、赤いエビ、黄色いタマゴも今やなくてはならない存在に。パッケージデザインは今もほぼ一緒。容器の素材は、石化由来のプラを植物由来に一部置き換えるなど、頻繁にアップデートされる。248円。
カップの中は一石三鳥の中間保持構造に

2006年
アスリートのための食べるトレーニング

日清スポーツヌードル
健康志向の高まりと共にスポーツ人口が増加していた当時。それを受けて開発されたのが、機能性食品素材を麺に練り込んだアスリートのための「カップヌードル」。「燃焼系」には、脂肪の効率的利用に欠かせないとされる「L-カルニチン」が300mgも練り込まれていた。
2009年
低カロリーニーズに応えて誕生!

カップヌードル ライト
食のカロリーコントロールに対する関心の高まりや高齢者の低カロリー商品へのニーズに応えて誕生した、カロリーライトな「カップヌードル」。新たに開発した、ミスト・エアードライ製法とオリジナル3層麺製法を駆使することで、おいしさはそのままに1食198kcalを実現した。
2017年
こってり濃厚なのに罪悪感ないス!

カップヌードル ナイス
レタス約4個分の食物繊維をこれでもかと練り込んだ新開発のノンフライ麺を採用したことにより、通常の「カップヌードル」よりこってりなのにカロリーは178kcal。しかも脂質50%オフ、糖質40%オフを実現。健康を気にしてこってりを我慢していた人たちの救世主に。
2019年
約170種類の塩を調査して完成

カップヌードル ソルトオフ
減塩すると味気なくなる……。そんな常識を過去のものにした新発想のカップヌードル。世界中から集めた約170種類の塩をつぶさに分析し、減塩に最適な素材を選定。新製法も採用し、“ちゃんとおいしい”のに通常の「カップヌードル」と比べて塩分30%オフを実現している。
2021年
筋トレ全盛時代のたんぱく質強化版

カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質
近年、たんぱく質補給食品の市場が拡大するなか、高たんぱく&低糖質の「カップヌードル」として発売されたのが本商品。味や食べ応えをそのままに、たんぱく質をたっぷり15g配合したほか、低糖質三層フライ製法により、糖質は50%オフとなっている。2025年からは、塩分も控えめにリニューアル。285円。
※価格は希望小売価格(税別)で、2026年7月1日現在のものです。
※価格表記のないものは2026年7月1日現在販売していない商品です。
[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
