草野球でマネしたい! 本場メジャーリーガーに学ぶ最新着こなしテク
首元のレイヤードが新鮮でしょ!?
キーワードは「首ゆる」×「クルーネック」。ゆる~いレイヤードスタイルが最進化系
野球は上下ユニフォームで揃えてるからプレー中にお洒落するのは難しいはず……。な~んて思いきや、じつはプレー中の着こなしにもトレンドの変遷があるそう。
「昔はアンダーは見せないのが基本。だからアンダーはUネック一本やりだったんですが、2000年頃からハイネックなどが登場して魅せる着こなしが定着。
最近では大きめサイズのベースボールシャツを着て、ゆる~い首元からクルーのアンダーを覗かせるレイヤードがメジャーでも流行してます。形から入る人はぜひ!(笑)」(藤木さん)
MLBを代表する左腕、ジョン・レスターもやってる!!
Under Armour/アンダーアーマー
クルーネックシャツ
現在アンダーシャツはハイネック系からクルーネックへとトレンドが移行中。首回りのゆるいベースボールシャツの下からわずかにアンダーを覗かせるレイヤードスタイルが新鮮だ。各3500円(ドームカスタマーセンター)
こんな簡単テクもあり!
アームスリーブ打法
気分だけでも!? スタントンと同じ(苦笑)
いわゆるピタピタ系アンダーシャツが日本でまだ浸透していない頃、いち早くメジャー選手を真似して草野球に挑んだ結果、“モジモジ君か!”と野次られた経験を持つ藤木さん。「首ゆるレイヤードと並ぶ最新トレンドはアームスリーブ。着ければ三振姿もカッコイイ……はず」(苦笑)
①② ツータイムズユーのアームスリーブ。
① 5500円 ② 6500円(ツータイムズユージャパン)
③④ マクダビッドのアームスリーブ
各3200円(ユナイテッドスポーツブランズジャパン)
教えてくれたのはこの方
ウエアハウスカンパニー プレス
藤木将己さん
好きなチーム:阪神タイガース
好きな選手:桑田真澄
小学3年から大学卒業までピッチャーひと筋で、最高球速は高校時の139km。大学在学中には全京都選手権で準優勝した経験も。プレー中のお洒落には一家言あり。
藤木さんのお宝私物に見る、べースボールシャツの変遷
歴代のベースボールシャツを収集し、製法や各年代の着こなしのトレンドまで考察している、超マニアックな藤木さん。上はなかでも珠玉の5着。
① 1960年代の珍しいノースリーブ仕様。
② 1950年代にはジッパー仕様が登場。
③ 1940~1960年代のコットン製は、米・海軍士官学校のレアモノ!
④ 1930年代のウール地。①と同様、プルオーバー型。
⑤ 1900~1910年代の希少な衿付きシャツ。しかもインディゴ染め!
※表示価格は税抜き
※価格表記のないアイテムはすべて参考商品(私物)です。
[ビギン2018年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。