孫の代まで引き継ぎたい[100万円の腕時計]
【IWC】白い「マークXX」があらゆる面で最強と言いたくなるワケ

「白のマークXX」
時計の値段は年々高まるばかり。今や一流ブランドの“いい時計”は軒並み100万円越えの状況です。いざ購入の暁には、一生エースとして使え、できれば孫の代まで継承できる未来のヴィンテージを選び抜きたいところ。そこで、100万円の縛りで、読者におすすめの価値ある時計を選抜して紹介。今回は名門IWCシャフハウゼンが大切に作り続ける傑作航空時計の登場です!
時計の表裏
無骨さと美しさを両立しムーブメントも最強!
技術に秀でたIWCは、高性能な航空時計を昔から数多く展開。マークシリーズは、その中で最もユニークな存在です。ルーツは1948 年に英国空軍の要請で開発した「マーク Ⅺ」。
このモデルは夜光インデックスやコックピット内の磁場を遮断する軟鉄インナーケースなど画期的スペックを有し、長く英国連邦諸国の空軍を支えましたが、80年代に生産終了。代わって民生用として1994年に登場した「マーク Ⅻ」が大人気となり、以降シリーズ化したのです。ご紹介したのは現行「マーク XX 」の白(シルバーメッキ)文字盤です。
ビギン本誌が今作を推すのは、まずはそのルックスにあります。軍用出自らしいラギッドさを湛えつつ、白文字盤ということでどこか品や知性も感じさせる佇まい。これなら幅広い装いに合わせることができ、結果、長く愛着を持って使えるはずです。
しかも搭載する自社製のキャリバー32111は、シリコン製脱進機でムーブメント自体の耐磁性を向上させた他、120時間ものパワーリザーブを実現! 防水性も前作の6気圧から10気圧にUPしています。まさに羊の皮を被った狼。モノ好き男子の一生の相棒にふさわしい逸品です。
パワーリザーブ120時間の頼もしさ

IWC[アイ・ダブリュー・シー]
パイロット・ウォッチ マークXX
英国空軍に納入した伝説の「マークⅪ」を想起させるデザインに、時計好きからも評価の高い自社製の自動巻きムーブメント、Cal.32111を搭載したマークシリーズの最新機。定番の黒文字盤モデルもいいが、白文字盤で無骨さを程よく抑えた本作をビギンはリコメン。工具を使わず簡単にストラップ交換できるシステムを採用。10気圧防水。自動巻き。径40mm。厚さ10.8mm。SSケース。カーフストラップ。89万7600円。(IWC)
裏蓋の航空機マークも男心をくすぐる!

軟鉄製インナーケースで耐磁性を高める方式ではなく、ムーブメント自体に耐磁性があるため、ケースを前作よりスリムに造形。ラグのカーブも強めたことで、手首へのフィット感が増しています。