映画史に残る名優は何を履いた? 愛用スニーカーから素顔を垣間見る

【偉人たちのBESTキックス】
頂点を極めた音楽家、俳優、そして財界の重要人物たち――偉人の足元にはいつもスニーカーがありました。快適さゆえの選択か、もしくは反骨精神の表れか。愛用の一足を手がかりに、人物像や時代背景を読み解いていきます。なにより憧れのあの人と、おそろいの一足をゲットしてみてはいかがでしょうか!
俳優篇
パブリックイメージを決定するのは足元から。愛用スニーカーを紐解けば素顔が少しだけ明らかになるかも!?
平成を抱いた男が愛する伊達スニーカー

NIKE[ナイキ]
エア マックス 95ビッグ バブル
人体構造をイメージし、名デザイナーであるセルジオ・ロザーノが設計したレジェンドモデル。前足部まで搭載されたビジブルエアをはじめ、テクノロジーに裏打ちされた造形は今なお新鮮だ。’90年代のトラック競技のスピード感を反映した波状パネルが、快適な履き心地と力強い存在感を両立する。2万4200円(ナイキ カスタマーサービス)
90年代を生きてた証しみたいなもんだろ!

Takuya Kimura[木村拓哉]
’90年代中頃、木村拓哉が週刊朝日の表紙に登場したことをきっかけにプレミア化が加速。着用者を襲って奪い取る「エアマックス狩り」という言葉が流行語に。’90年代以降もたびたび愛用している姿がSNSで確認できる。
ドレスアップしようが足元はいつもこちら!

CONVERSE[コンバース]
オールスター HI
1917年誕生のコンバースを象徴するオールスターは、バスケットボールからファッションへと広がり、今も世界的定番として愛されている。そのオールスターが昨年、約四半世紀ぶりに刷新。象徴的なデザインと価格はそのままに、ラストとソール構造を見直し、軽量性やクッション性、フィット感、屈曲性を高め、快適な履き心地へと進化した。6490円(コンバースインフォメーションセンター)
ドレスアップしても足元は自由でいたいね

Joaquin Phoenix[ホアキン・フェニックス]
華やかな映画界とは対照的に私生活ではラフな装いを好み、コンバースのスニーカーを着用している姿がたびたび目撃されている。特に印象的なのは、映画賞受賞時のスーツ姿にコンバースを合わせていた姿。反消費主義的ともいえるホアキンの価値観と重なり、気取らない生き方を足元から物語っている。
ドラゴンとともに一時代のアイコンとなった

OnitsukaTiger[オニツカタイガー]
メキシコ66
1960年代のアーカイブを現代的に再構築したオニツカタイガーの「メキシコ66」。上質なレザーとスリムなシルエットが印象的だ。ブルース・リーが『死亡遊戯』においてオマージュ品を印象的に着用し、カンフー映画のアイコンとなった。現在もレトロスニーカーブームの中で高い支持を集めている。1万6500円(オニツカタイガージャパン)
リハーサルで履いてたかも!

Bruce Lee[ブルース・リー]
諸説あるが『死亡遊戯』でブルース・リーが着用したのはオニツカタイガーの同シューズの、オマージュ品であるようだ。薄底・細身設計が、俊敏なフットワークと鋭い蹴りを支えていた。後に『キル・ビル』のサンプリングネタになるなど、映画史上のアイコンに。
路上だろうが舞台挨拶だろうがどんな時もこればかり!

MERRELL[メレル]
モアブ 3 ミッド
2007年誕生のメレル「モアブ」は定番シリーズとして支持され、2022年にモアブ3 へ進化。軽量で高いクッション性とグリップ力を備え、履き心地の良さからゴープコア層にも人気を集めている。2万4200円(メレル)
道端に座っても絵になるし楽チンさ!

Keanu Reeves[キアヌ・リーブス]
質素な私生活で知られ装いも実用重視。舞台『エビータ』初日にはブレザー姿の足元にメレルを選び話題に。その他編集部調べでは、同スニーカーを履いて路上に座り込む姿も。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
