【いまさら聞けないアメトラ】歴史を変えた三大ブランドを知っておく

【アメトラの歴史を変えた三大巨頭を知っておく】
機能的でカジュアル、けれど上品。アメリカ独自の合理的な考え方を基に生み出されたアメトラは、世界を魅了してきました。歴史を語る上で、まずこの3ブランドは外せません。
“紺ブレ”の大家たる
J.プレス

滑らかな生地感のギャバ素材
J.PRESS[J.プレス]
ネイビーブレザー
ナチュラルショルダーに3つボタン段返り、2代目社長のアービン・プレスが普及させたカギ型のセンターフックベントといった、定石を守る一着。胸ダーツを取らない絞りの緩やかな胴回りで、着心地ゆったり。メリノウールとスパンポリエステル糸を使用した綾織のギャバ素材で、滑らかな生地感。4万9500円(J.プレス&サンズ 青山)

羊と鋏をモチーフにした紋章柄メタルボタン

2代目が普及させたカギ型のセンターフックベント

J.PRESS[J.プレス]
1902年、米コネチカット州ニューヘブンでジャコビー・プレスが創業。イェール大学をはじめとするアイビーリーグの学生や教授に支持され、特にナチュラルショルダーのネイビーブレザーは“アイビー”の様式を形にした。1960年代には日本市場にも上陸、みゆき族たちに着用されるなどして一世を風靡することとなった。
ネクタイから伝説が始まった
ポロ ラルフローレン

アメトラならではのレジメンタルストライプ
Polo Ralph Lauren[ポロ ラルフローレン]
ネクタイ
原点であるネクタイを、アメトラらしい右下がりのストライプが施されたものや、本を象ったクレストをあしらったものなど、現在も多数リリース。卓越した手作業による45°のハンドカットで、ねじれや裏返りを防止してくれる。写真左上の紺色のクレストタイ/大剣幅約8.3cm。2万2000円。他3点は参考商品。(ラルフ ローレン)

クレストが知的な印象を醸す

Polo Ralph Lauren[ポロ ラルフローレン]
ブルックス ブラザーズでの販売員を経て、ラルフ・ローレンがネクタイブランド「ポロ」を立ち上げたのが始まり。当時のトレンドに逆行するワイドなネクタイで人気を獲得し、さまざまなファッションアイテムをリリースしていくことになった。アメリカの豊かさと品格を体現する、唯一無二の世界的ブランドである。
ボタンダウンシャツのご本尊たる
ブルックス ブラザーズ

エレガンスな印象の袖口の6プリーツ
Brooks Brothers[ブルックス ブラザーズ]
ボタンダウンシャツ
創業者の孫、ジョン・E・ブルックス氏が英国でポロ競技を観戦している際に見た、衿先が風で捲れないようにボタンで留められている選手のユニフォームをヒントに「ポロカラーシャツ」が誕生。身幅・胸囲・アームホールにゆとりを持たせた「トラディショナルフィット」を採用。3万1900円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

熟練のアイロンワークが生む美しすぎるS字ロール

Brooks Brothers[ブルックス ブラザーズ]
注文服が主流だった19世紀初頭に、当時45歳であったヘンリー・サンズ・ブルックスがニューヨークのマンハッタンにて創業。アメリカ最古の衣料品店でもあり、ドレス服からカジュアル服、小物までを揃え、現代的ショップの先駆けとなった。1979年には東京・青山に旗艦店を出店し、日本のアメトラ文化も牽引した。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
