【ソメスサドル×ワイルドスワンズ】レザーブランド同士がコラボした激レアバッグって!?

レザーブランド同士のまさかの同業コラボ

【ソメスサドル × ワイルドスワンズの860 ショルダー】

モデル名「860（ハロー）ショルダー」の「860」はソメスサドルが拠点を置く北海道砂川市と、ワイルドスワンズが位置する茨木県河内町との直線距離約860kmが由来。本胴素材「ノボナッパ」は某メゾン御用達でもあるアース社製フレンチカーフで、ショルダーのベルギー・マシュア社製「サドルプルアップ」は馬具にも使われる超～タフなレザーだ。W20.5 × H11.5 × D5cm。9万6800円。

共同企“革”

異業種コラボは多々あれど、同業同士はかなりレアでしょう。コチラのミニショルは、そんな世にも稀なダブルネーム。ソメスサドル（1964年創業）×ワイルドスワンズ（1998年創業）の、革物製造2社の共作です。

聞けば、ある職人さんを介して交流ができ、モノ作りの哲学や世界観に共通点が多いことを踏まえたうえで、「互いの技術と感性をひとつの製品に！」となってコレが誕生した次第。

注目すべきは両社の代表的な革が使われてる点で、ソメス製作の本胴では肌目繊細で、しっとり＆さらっと手に心地よいアース社の高級カーフ「ノボナッパ」が、ワイルドスワンズ製作のショルダーではマシュア社の超堅牢なベジタン革「サドルプルアップ」が採用されております。

①ソメスサドルお馴染みの極上シボ革カーフ「ノボナッパ」　②ワイルドスワンズお馴染みの超タフレザー「サドルプルアップ」

加えて、縫製などでは熟練職人による上質な作りが申し分なく、デザインはキレイめと相性上々。持ちモノ少なめ時代にハマるサイズ感もまたイイ感じですね～。ってことで、この異色のコラボ作は革命（かわいのち）のレアアイテム。アジが出まくるまで末永く“革いがって”ほしいです！

お荷物少なめ時代にピッタリな小さめサイズ♪

（問）ソメス銀座店
☎ 03-6264-5576

 
※表示価格は税込み

［ビギン2026年2月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。