【2025 ビギンベスト100】第1位 コンバースのオールスター
【2025年の人気モノランキング！「Begin Best 100」】
2001年からミャクミャクと続いてきたBB100も、今年で25回目を迎えました。読者の皆さまとこれからも、ビギンは馬車馬のように駆け抜けてまいります！ てなわけで2025年のBB100、1から100まで国宝クラスの特ネタそろい踏み。早くみんなに伝えなきゃ♪
［選出理由］
何度も誌面を賑わせたチープシック界の王に敬礼
物価高が僕らの財布をピューピューいわせた2025年。ビギンにも時勢を憂うワードが頻出しましたが、そこへホワイトナイトのように現れては救いを与えてくれたのがこちら！ チープシック界の王、コンバースのオールスターでした。70年代のモデルがベースのオールスター LGCYや、ラングラーとの米米コラボも詳報しましたっけね〜。
そして11月号の傑作モノ特集巻頭にて、とりわけ大きく紙面を割いて詳報したのが、約四半世紀ぶりとなるプレーンなオールスターのリニューアル！
11月号の「進化する傑作モノ」特集で堂々のトップバッターを飾る
パッと見では何が変わったの？ と思ったかもしれませんが、進化の真価は中身にあるのだからそれも当然です。あらためて説明すると、新オールスターは大胆なソールユニットの刷新や甲周りに余裕のある木型への変更により、軽量でクッション性に富む、よりコンフォタブルな履き心地のそれへと進化したのでした。
いやぁぶっちゃけ、定番のオールスターって、従来はクッション性が乏しく、たくさん歩くと足が痛くなったじゃない？ ウィズが狭いから大きめを履くのがカッコいい、みたいな不文律も手伝って。でもいざリニューアル版に足を通せば、もはや別モノの履き心地♡ 発売後すぐさま、各地で歓喜の声が上がったのも当然の結果といえましょう。
加えてプライスが従来比プラス100円ほどってのは神すぎた！ 誌面を賑わせた他モデルとの合わせワザで、文句ナシのBB100一番星をここに進呈いたします!!
一番星
CONVERSE［コンバース］
オールスター HI
オールスターの中核をなすベーシックモデルが、日本限定で約25年越しにリニューアル！ 古きよきバルカナイズ製法はそのままに、幅広なラストへの変更＆ソールユニットの大幅アップデートがなされ、よりコンフォタブルな履き心地へと進化した。ルックスはほとんど旧モデルと変わらないが、トウスプリングが控えめになったり、テープの白が自然な発色になるなど、ちょっぴり変化も。6490円。
見た目はそのまま、約25年ぶりにソールユニットを刷新！
アウトソールはヒール部をくり抜いて、オープンセル構造のウレタンクッションを新たに配置。軽量性や衝撃吸収性を高めつつ、前部には切れ込みを設けるなどして屈曲性も向上させている。旧モデルの愛用者は足入れした瞬間、そのフカフカッぷりに歓喜したはず。
2025年は、スペシャルなオールスターの当たり年でした☆
マニア垂涎の70年代オールスターが転生
CONVERSE［コンバース］
オールスター LGCY
チャック・テイラーの愛称で高い人気を誇る、70年代モデルの意匠を踏襲したニューモデル。当て布を添えたサイドステッチや、一つ星のヒールラベルなど、マニア垂涎の意匠が満載だ。本誌は4月号で詳報。初回生産分はローンチ後即、市場から消えた！ 1万3200円。
ヒールラベルの“一つ星”にインソールの青黒ロゴまで
色落ちにも期待大な夢コラボが実現
Wrangler × CONVERSE［ラングラー × コンバース］
オールスター エイジド BD HI
10月号のBB10第7位で紹介したのが、ジーンズの名門と“藍まみえた”本品。アッパーにはラングラーの代名詞といえるブロークンデニムを採用。そのタフさで知られるブロークンデニムのこと、ガンガン穿きこんでのエイジングへの期待は特大です♡ 1万5400円。
ラングラーのブロークンデニムを採用
ちなみに……
もう1つの名品ジャックパーセルも90周年で大進化！
CONVERSE［コンバース］
ジャックパーセル1935
“JACK TO THE FUTUR”のフキダシとともに本誌６月号BB10第1位を飾ったのが、1935年の名を関したジャックパーセルだった。名前こそ生まれ年の1935だが、本作がフューチャーしたのは70年代。内側が長めのトウガードや補強の4本ステッチなど、懐かしの意匠が満載にして、履き心地は現代快適仕様♡ ってのが刺さったよね〜。1万6500円。
※表示価格は税込み
［ビギン2026年2月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
