【怒涛の24連発】1枚あるとワードローブが盛りアガる“切り札アウター”

アウター選び。それは、服好きにとって一年で一番テンションがアガる買い物でしょう。と同時に、冬服の大本命ゆえ、それなりの投資も必要だし絶対失敗したくない……。そこで本特集では、物価高や景気の良し悪しも吹っ飛ぶような珠玉のアウターを厳選! 必ずアガりの一着が見つかりますよ!
Chic China(シック チャイナ)
巷のダウンと一線を画すチャイナジャケット型

PORTER CLASSIC[ポータークラシック]
ウェザー チャイニーズジャケット
洒落者が注目するチャイナジャケットが、より気軽に挑戦しやすいダウンアウターになったなんて! 独自の名生地「ウェザークロス」を用い、河田フェザーのダウンを充填。前留めやポケットなどのディテールはチャイナジャケットのそれで、あとは素材感を活かしてリラックスしたシルエットに仕上げた。斬新絶妙なコチラのアウター、イチ早く羽織っチャイナ! 13万7500円(ポータークラシック 銀座)

極細糸で撥水する好評のウェザークロス
Dad(ダッド)
田舎のお父さんが着てそうないなたさがちょうど良い

BIG ROCK CANDY MOUNTAINEERING[ビッグ ロックキャンディマウンテニアリング]
アルパインジャケット
い、いなたい……。古着好きライターが思わず反応した本品は、れっきとした新品。曲線的なスウィープポケット、目を引くフードのドローコード、懐かしすぎるカラーリングなどダッドなスタイルが、今どきのリラックスシルエットに。中綿は化繊のエコダウン。各5万5000円(ユーソニアングッズ ストア)
’50~’70年代がネタ元の米ブランド

Extreme elbow(エクストリーム エルボー)
ツイードにレザーを貼るならナイロンにはダイニーマでしょ

往年と最新のあいだで軽々と暖を取る
JUGEM[ジュゲム]
エクストリームダウンパーカⅢ
テイストはヴィンテージで、中身は最先端! たとえばボディはソロテックスですが、ヴィンテージでは革素材が定番のエルボーパッチ部には、重量比の強度が鉄の10倍以上と言われるダイニーマを。充填されているダウンも世界最高峰、アライドフェザー社の1000フィルパワーの羽毛だ。5万7200円(ヘムト PR)

First Take(ファーストテイク)
創業166年の老舗による初のステンレスカラー型

PYRENEX[ピレネックス]
グラーヴ
名門から初のステンカラーコートタイプのダウンが登場。フロントボタン仕様で、ジャケットの上から着てもストレスを感じないように肩回りや袖のパターンは立体的。ブランドのナマの息づかいが聞こえてきそうな最新作だ。他に紺、カーキ、ベージュの全4 色。11万円(ピレネックス マロニエゲート 銀座)

チンストラップを留めれば防寒力UP
Gentlemen(ジェントルマン)
軽快だけど色気もある 紳士見えフランネル

*A VONTADE[ア ボンタージ]
ウィークエンド 2Bジャケット
光沢の強いスーツ生地とは一線を画す、ジェントリーなウールフランネル生地のセットアップなら、オンオフどちらでも主役を張れそう。トップスは’50年代のユーロワークジャケットを参考に、肩線を後ろに振って独特のスタイルを作った。ジャケット5万3900円、パンツ3万1900円(ブリックレイヤー)

身頃は裏地レスでリラックスしたドレープを生む
Happy(ハッピー)
唯一無二のイラスト&プライスがハッピーすぎ♪

gym master[ジムマスター]
ハッピーペイント 2WAYパデッドジャケット
たっぷりとしたシルエットが特長のパデッドジャケットは、好評ハッピーペイントシリーズ待望の新作。ご機嫌なプリントが総柄で施され、ハズシの一着として活躍間違いなし! セカンドアウターとして購入しやすいプライス設定もジムマスターならではで、すこぶるご機嫌だ。1万5180円(グランド・ワン)

Identity(アイデンティティ)
ブランドの礎を築いた名作のプロトタイプが復刻

Lee[リー]
ライダース101-LJ
ヴィンテージ復刻シリーズ「ジ・アーカイブス」から、1950年代初期のストームライダーのプロトを復刻。ウールライニングは糸から解析して質感&配色を甦らせ、その裾がウエストバンドに縫い込まれない“フラシ仕様”も再現した。今見ても普通にカッコよし。6万6000円(エドウイン・カスタマーサービス)

ライニングの裾がセパレートに!
Judgement(ジャッジメント)
艶やかシープレザーか? 万能オニオンキルトか?

HYSTERIC GLAMOUR[ヒステリックグラマー]
イーヴィル グラマーリバーシブルパーカー
一着持っていると使い手のあるレザーパーカーだけど、個性が強いだけに、そう何度も着用しないのもまた事実。そこで、キルティングとのリバーシブルはどう? しかもプリマロフト中綿で、防寒性を補ってくれてもいる。表情豊かな素仕上げのシープレザーがリッチだ。さぁ、どっちで着る? 15万4000円(ヒステリックグラマー)
Know-how(ノウハウ)
叡智を総動員した山⇄街シェルの完成系

GOLDWIN[ゴールドウイン]
ゴアテックス プロファクターズジャケット
ゴアテックス プロの3層構造シェルを用いたハイスペアウター。スキーウェアとして歴史を重ねてきたブランドの叡智を結集し、写真にあるような細部を完成度高く仕上げている。袖付けもスポーティな動きをアシストする前振りのパターンを採用した。11万円(ゴールドウインカスタマーサービスセンター)



①ジップを開けても衿が立つ→寒風を防ぐ

②脇下の大開口ベンチレーションで蒸れ知らず

③袖のベルクロはグローブのまま開閉しやすい

④冷気をシャットアウトするドローコード仕様
Le Corbusier(ル・コルビュジエ)
偉人が愛した名作を風格マシマシに

CANTATE[カンタータ]
ウール フランネルフォレスティエールジャケット
かつてパリでエルメスと並び称されたブランド・アルニスが生んだ名品「フォレスティエール」。ル・コルビュジエの注文によって誕生した伝説の一着を、現代的な佇まいになるよう再構築した。スーパー120’sのウールをじっくり2ヶ月かけて縮絨させた特別なツイルは貫禄十分! 38万5000円(クリシェ)
ハンティングジャケットをアレンジしたんじゃ

Maximum(マキシマム)
羽織れば誰でも絵になる大作りじゃない大きなダッフル

ENGINEERED GARMENTS[エンジニアド ガーメンツ]
ダッフルコート 24OZ ウールメルトン
ブランドの人気作・ダッフルコートを、かつてないマキシ丈でリリース。ブランドの本拠地NYのアイコニックアウターたるマキシレングスコートを参考にしたビッグシルエットが目を引くが、オフセットの前立てや、トグルを用いず使用した大きなボタンなど、ディテールの遊びも抜かりなし。13万3100円(エンジニアド ガーメンツ)

肩&脚のストラップや異素材内ポケなど作り込み半端なし
Nana Ditzel(ナナ・ディッツェル)
インテリアの巨匠が生んだテキスタイルをドッキング

SOPHNET.[ソフネット]
フライトジャケット クヴァドラ シス
こなれた雰囲気のフライトジャケットは、生地にキーワードが。デンマークを代表する生地メーカー・クヴァドラ社にて、ナナ・ディッツェル氏が家具の張り地として考案したテキスタイルが元ネタで、同社の現行デザイナー、ヤン・ヴォー氏の手により生まれ変わった生地が後ろ袖に配されている。9万9000円(ソフ)

クヴァドラ社の名品を現代にアレンジ