【ジョン ロブほか】今買うべき英国靴はスエード!マイルドフィットな4ブランド

【英国の裏革なら、買ったその日からマイルドフィット!】
足元界隈では、裏革=スエードの英国靴がトレンドを席巻中。初日からふんわり足に馴染むマイルドフィットなのに、きちんと感もあるのはさすが。この硬軟ミックスが、今どきの脱力コーデにぴったりという訳で人気爆上がり中なんです。もちろん英国靴だけにタフさはライトセーバー級。さあ、注目の裏革靴、裏側までとくとご覧あれ!
スエード靴ならONもOFFもマッチする!

①既成靴の王様はこんなにも優しい!

JOHN LOBB[ジョンロブ]
PACE
英国靴の名門、ジョンロブ。なかでも定番ローファー「Lopez」をベースに、アンライニング構造や手袋の技術を取り入れたこのモデルは、まるでスニーカーのように軽くて柔らか。サドルのパッド入りステッチや、ニュアンスたっぷりのマホガニーカラーも、とってもマイルドなんです。 15万1800円(ジョン ロブ ジャパン)


ホントの裏側
ラバーソール史上最上の反り

軽くてしなやかな履き心地は、ラバーソールに適したブレイク製法だから。パッド入りの中敷も足に優しくフィットし、快適な歩行を全力でサポートする。

クレープ状のゴムがスエードの汚れを絡め取って、毛並みを艶やかに整える専用ブラシ。天然木の部分も手馴染みがよく、ひとつあれば一生モノに! 1万5400円(ジョン ロブ ジャパン)
メンテ用品もこの高級感……さすが!

②ローファーよりも履き口広くマイルドな着脱が◎

Tricker’s[トリッカーズ]
M8359NILES
バックル付きのスエードローファーは英国王室御用達ブランドの変わり種。モンク型でも履き口が広いので、ストラップを緩めなくても着脱可能。ラストはカントリーブーツなどとは違う細身の「6038」なのでビジネスにもイケる! 11万円(トリッカーズ青山店)


ホントの裏側
本格なのに軽量なフレックスソール!

通常のレザーソールより返りがいい、フレックスレザーソール採用のため、スリッパのように履き心地しなやか。履き始めからラクだけど耐久性もしっかり。
③優等生ブランドのデキスギ君♪

Crockett&Jones[クロケット&ジョーンズ]
ハーバード2
ブランドの定番ローファー「ボストン2」を基に軽さを極めたモデル。しなやかなスエード一枚革仕立ては、軽量且つ柔らかく足馴染みが抜群。薄型ラバーソールも街履きしやすく大満足。英国王室御用達でこの価格ならお安いもの。10万4500円(フレーム 青山)


ホントの裏側
ホールド力のあるヒールカップが癖になる!

ラストは日本人の足型に無理なく合う「376」。踵とウエストが適度に絞られているため、ヒールカップが吸いつくようにフィットし、うっかり脱げにくい。
④マイルドムーブの発起人はちょっと大人に

Baudoin & Lange[ボードイン アンド ランジ]
サガン ギンコ
定番ローファー「サガン」のラバーソール版。薬品を使わず伝統製法で鞣したシルキーな肌触りのスエードを使用。屈曲性に優れているため、履き始めからマイルドにシンデレラフィット。イチョウの葉の穴飾りにも愛着がひとしおです。10万1200円(コロネット)


ホントの裏側
ピッチドヒールが格上げしてくれる♪

ヒールが若干細く絞られたピッチドヒールは、ビスポーク靴にも多いクラシックな意匠。これにより、立ち姿に品格が爆誕。女性のハイヒールみたいなものですね。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
