【Gurank】“青島見え”回避。柄モッズコートをキレイめに着こなす

アウター選び。それは、服好きにとって一年で一番テンションがアガる買い物でしょう。と同時に、冬服の大本命ゆえ、それなりの投資も必要だし絶対失敗したくない……。そこで本特集では、物価高や景気の良し悪しも吹っ飛ぶような珠玉のアウターを厳選！　必ずアガりの一着が見つかりますよ！

定番アウター激変！ OUTFIT

装いの顔になるアウター。定番はいいけど、なんか代わり映えしなくて退屈だな……。そんな貴兄にお伝えしたいのが、印象が洒脱に激変するスタイル術。頼れるスタイリスト、武内さんが品定めから着こなしまで指南してくれたので、ぜひ参考にしてみましょう！

指南してくれるのは……

スタイリスト　武内雅英さん

ビギンのファッション、靴＆鞄特集でもお馴染み、数々のメンズ誌や広告などで活躍。カジュアルからドレスまで精通し、大人なキレイめスタイルは編集部員も参考にしている。

時に青島見えしがちなモッズコートは……
柄入りver.にキレイめMIXする

どうも刑事的な印象になっちゃいそうで、ストレートなモッズコートは不安、という方に教えたいのがグランク。パッと見はベーシックだけど、ボヤっと影のような、黒のみの柄を手捺染で加えていて、柔らかなニュアンスを感じる。だから直球すぎず取り入れやすいんです。

着こなしではコートに負けず、明るく見える白のローゲージニットを。ロンストシャツをINし、英国的な親和を持たせてもいいですね。ボトムスはクリーンなスラックスで大人っぽく、コートの影を拾い潔く黒で。ボリューム感ある革靴も締めに相性がいいと思います。

ユーゲンのニット9万9000円、シャツ4万1800円（以上、イデアス）　パンツ3万5200円（ミーンズワイル）　パラブーツの靴10万1200円（パラブーツ青山店）E5 アイヴァンの眼鏡5万2800円 （アイヴァン PR）

Gurank［グランク］
ティンバーライン カモフラージュ パーカ

手捺染は職人がヘラを使い、手作業で染色する日本伝統の技法。バキッとグラフィカルではなく、独特のムラやカスレがあり、アーティスティックな表情を見せる。生地は60sリプロのハリのあるポプリンだ。12万1000円（にしのや）

“手捺染”によってアトランダムなニュアンスが

 
※表示価格は税込み

［ビギン2026年1月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。