【フォックスファイヤー】バスプロ・青木大介さんが選ぶ“最強釣りダウン”と愛用ギア

一昔前まではオジ趣味筆頭だった釣りですが、今は釣りファッションが市民権を得るなどだいぶ潮目が変わってきた模様。というわけで、本連載ではフィッシング × ファッション＝“フィッション”と命名。釣り人と洒落者の顔を併せ持つアノ人の「釣りと服」のちょっとイイ話を、釣先案内人の河原塚さんとレポートします！

Profile

ゲストリスト セールスマネージャー

［釣先案内人］河原塚 恒太さん

人気デニムブランドを数多くプロデュースするゲストリストのセールスマネージャー。プライベートでは2児の子育てに奮闘しつつも、時間を見つけて釣りに繰り出すサンデーアングラー。

職業「バスプロ」として着心地、動きやすさ機能性、全て100点のものを身に着けたい

バスプロ 青木大介さん

国内のバストーナメントで3度の年間チャンピオン、世界最高峰のアメリカに参戦するなど日本屈指のトッププロ。DSTYLEという自身のブランドも手掛ける。

河原塚（以下、河）：本日のゲストはバスプロの青木大介さんです！

青木（以下、青）：よろしくお願いします。

河：青木さんはここ（＝河口湖）がホームグラウンドなんですか？

青：ホームグラウンドというより、湖畔近くに自宅兼事務所があるから近所って感じ（笑）。ただプロとして歩み始めたのは確かにここかもね。

河：近所なんですね！　取材申し込んでおきながら知りませんでした。

青：駆け出しのころの話だけど、この辺は大きめの大会をよく開催してて、トーナメンターを目指すのにちょうどよかったんだよね。

河：それでそのまま住んじゃうあたりストイックですね～！　続きは湖上でお話ししましょうか（笑）。

～出艇～

河：湖上に出るとやっぱりちょっと冷えますね……。ちなみに当企画の主旨が釣り人のスタイリング紹介でして、青木さんの本日のコーディネートポイントを教えてください！　アウターはどちらのですか？

青：これはフォックスファイヤー × ナンガのコラボダウンジャケット。保温性がありながら軽量。防風・透湿性もあって、まさに釣り用最強ダウン。特にフォックスファイヤーはスペックとデザインのバランスがすごく良くて気に入ってる！

河：機能美溢れるダウンですね！　パンツもシルエット良いです。どちらのですか？

青：これもフォックスファイヤーの、確かトレッキング用パンツだったかな。ストレッチ・撥水性もあって、釣りの動きを邪魔しない細身シルエットでヘビロテしてるね。自分の釣りをする際に服を選ぶポイントは、とにかく釣りに集中したいから着心地、動きやすさ、機能性全てにストレスを感じないことだね。

河：トーナメンターとして徹底されていますね！　使い込まれて体に馴染んだウェアはどれも単純にカッコいいです。せっかく来たのでホームレイクの釣りを教えてください！

青：ここはワームは禁止されているからポーク（豚の皮を加工した疑似餌）でいこうか。藻の密集エリアに落とし込みんで……っと来た！

河：いきなりナイスフィッシュ！　僕も続きたい……ん、根掛かったかな。重っ。

青：それ来てるよ！

河：これはキロフィッシュだ！　こんな良い魚釣らして頂きありがとうございます（涙）

青：今は簡単に釣れる時期じゃないんだけど……出来過ぎだな（笑）。

河：幸先良い！　って青木さんまた釣ってる！

（この後も釣れまくったので早々に切り上げて青木さんのガレージへ）

河：どうしてもガレージを見てみたくて……。しかし凄い量のルアー！

青：ファッション系だとシューズは結構持ってるかな。奥に来てごらん。

河：ダナーがいっぱい！　使い込まれた雰囲気がカッコいいですね。っとこの辺でそろそろお開きということで。本日は一日ありがとうございました！

青：こちらこそ遠くまでわざわざありがとう。

河：いえいえ、おかげさまで個人記録のバスが釣れました！　さすが釣りのプロは釣らせる方もプロですね、恐れ入りました……（笑）

―ちなみに青木さんは取材の後日、霞ヶ浦で行われた大会で2025年のアングラーオブザイヤーを受賞しました！　おめでとうございます！

今買える【俺の一本釣りギア】
フォックスファイヤー × ナンガのフィッシングダウンジャケット

日本アウトドアと国産ダウンの雄が手を組んだ“釣りダウン”

今年で5回目を迎える定番コラボから、フード収納仕様のスタンドカラーモデルがお目見え。表地には防風透湿性に優れたウィンドストッパーを採用しており、高い防風性に加えて、小雨程度ならダウンを濡らすことなく保温性が持続する。7万3700円（ティムコ）

防風透湿性のあるウィンドストッパー®を採用

フードはスタンド衿の中に収納可能

 
※表示価格は税込み

［ビギン2026年1月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。