【Marmot】“マンモスダウン”再襲来。NYで熱狂を生んだ名作が最新仕様に!

アウター選び。それは、服好きにとって一年で一番テンションがアガる買い物でしょう。と同時に、冬服の大本命ゆえ、それなりの投資も必要だし絶対失敗したくない……。そこで本特集では、物価高や景気の良し悪しも吹っ飛ぶような珠玉のアウターを厳選! 必ずアガりの一着が見つかりますよ!
2025年、アウターのトレンド丸わかり! HOTキーワード別
名門の傑作アウター研究
手放せなくなるアウターを見つける最も確率の高い方法は、やはり実績と安心の名門から選ぶこと。いざ探しに行くと、未来の傑作となりそうな逸品の大量捕獲に成功! 注目のキーワード別にそれぞれの魅力を解析します。
ダウンもやっぱりリバイバルがアツい!
冬山生まれ、ヒップホップ育ちの顔立ちが時代にマッチ♪

Marmot[マーモット]
マンモスダウンパーカ
創業からダウン製品で名を高めてきた同社が、1982年に発売したマンモスパーカ。ブランドが誇るこのマスターピースが、街で一躍脚光を浴びたのは2000年代のNYでした。極寒の冬に頼もしい抜群の保温性と、それを叶える満点のボリューム、鮮やかなカラー、そして便利な大容量ポケットが若者の心をつかんで大ブレイクしたんです。
その後、下記(「研究」参照)の理由から廃番となっていましたが、数年前に待望の復活! しかも防風・透湿・撥水のゴア社のウィンドストッパーや750フィルパワーの撥水ダウンなどで進化。今季はアイテム初期のクラシックムード漂う、落ち着いたマットな色が揃います。5万5000円(サードシップ)
ボリューム満点の迫力フォルムが今っぽい!
ビームスのポロシャツ1万3200円(ビームス 原宿)、同パンツ2万6400円(ビームスF)

Marmot[マーモット]
ゴアテックスを世界で初めてダウンジャケットに導入するなど、アウトドア服に数々の革命を起こしたイノベーター。米軍のECWCSゴアテックスパーカの基を作ったとされる。
研究
悪そうな奴の間で争奪戦となり異常な過熱から幻のアイテムに

凄まじい人気で入手困難となり、また当時の定価680ドルという高価格から、ギャングやラッパーのステータスシンボルに。強奪目的の発砲や殺人事件まで起こり、これを鎮静化させるため生産中止となった伝説のモデルだ。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
