初心者も安心!「ドルソ」に学ぶスーツの正しいオーダー手順

【ビギン10年保証服 男の正しさはJUSTで決まる!】
10年先まで着れるアイテムとして、やはり自分の身体に合った服は欠かせない! 独自取材で得た特ネタで、貴兄のスーツ姿のアップデートをお手伝い♪ ご自身の用途に合わせて次なる一着を探してくださいな。
こっそり教える
恥をかかないためのオーダー手順
教えてくれる人

ドルソ
齋藤 力さん
「ドルソではお客様全員ワタシがフィッターとして最適なご提案をします!」
【Step.1】ヒアリング&生地選び

着用シーンに合わせて、保有する生地(なんと200反も)やバンチからテーラーと一緒に最適な生地を選定。
【Step.2】採寸

それはもう身体の隅々まで。フィッターとして長年経験を積んだ齋藤さんが自ら採寸。所要時間は20分ほど。
【Step.3】独自のオーダーシートで身体の特徴を記録
メディア初掲載!

ミリ単位で記入する特注のオーダーシート。熟練の“勘”で、完成形をイメージしながら記入し、信頼のおける国内縫製場に発注。
【Step.4】仮縫いが完成!(※初回に限る)

[なぜMTMなのに仮縫いをつけるのか]
「ドルソでは、ハウススタイル(テーラーの意向や風習)を押し出さず、お客様の生活に寄り添った提案をし、トレンドに左右されない一着を作ります。その為、スーツ寿命が長いんです。だからこそ、着用ストレスを軽減させて、無理なフィットによる生地ダメージを出さないため、そして、快適に着ていただくために、“カルテ”を作るイメージで仮縫いをします」(齋藤さん)
【Step.5】フィッティング&微調整

仮縫いの試着時に出た余りやアタリなどを型紙を調整するイメージで微調整!
【Step.6】完成
待つこと約2ヶ月半で納品! 納期:来店から約3ヶ月半(採寸→仮縫い試着1ヶ月。その後2ヶ月半で納品)。
改めて知る、テーラーでのモラルとマナー3ケ条
これゼッタイ、ダメなやつ~♪

一、予約なしの来店するべからず
テーラーでは、一対一での会話が基本。故に、時間枠に対して二組の客が重なるのは対応でき兼ねるので、必ず予約を!
一、来店時は半ズボンは避けるべし
どんな装いが好みか、装いや会話から探るためカジュアルすぎる装いはNG。スーツに着用予定の靴とシャツを持参すると◎
一、時間に余裕がない時は避けるべし
テーラーは対話を楽しみながら最適な提案を受ける場所。平均で1時間~1時間半は時間を見ておくと安心です。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
