50代は“キメすぎない”。ブランドディレクター・柳さんの10年後SNAP

服好きたちにとっての“10年愛せる服”とは
何着てる? 正解は10年後タイムカプセルSNAP
数々の「10年愛する服」を紹介してきた本特集も折り返し。というわけで、この難解なテーマをファッションのプロたちにも考えてもらいました。「ズバリ、10年後に何着てますか?」という至ってシンプルなお題をもとに、十人十色の10年後をLet’s SNAP! 10年後に見返すのが楽しみだ~。
50代は“キメすぎない”がちょうどいい
現在40歳

マークメーカー ブランドディレクター
柳 雅幸さん
1985年生まれ。インポーターのプレスを経て独立。洋服への豊富な知識を活かし、現在はセールス、ブランドディレクターとしても幅広く活躍中。10年後の目標は「結婚する」。
10年後……50歳
ペイデイの40’WWⅡモデル6万4900円(マークメーカー)その他本人私物
50歳の自分を想像したとき、「身の回りのカッコいい50歳ってどんなだろう?」って考えたんですよ。で、“あえてファッションをやろうとしていない”という共通点に辿り着いたんです。キメすぎないというか、無頓着というか。
こういうデニムonデニムも、ファッションとしてキメるなら色の落ち具合まで揃えたいし、そもそもカバーオールっていうリアルワークに合わせるなら、リーバイスの501であるべき(実際はフレアデニムの517)。今の感覚じゃ絶対やらないけど、10年後はこれぐらい大雑把な方がカッコいいのかも(笑)。
味出しも楽しめる毛羽立った生地
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
