連載 フィッシング × ファッション=“FISHION(フィッション)”
釣り場からそのまま街へ。「ワイルドシングス」のセットアップで魅せる釣りファッション

一昔前まではオジ趣味筆頭だった釣りも、今は釣りファッションが市民権を得て潮目が変わってきました。フィッシング × ファッション=“フィッション”と銘打った本連載も、好評の声にお応えして今回から本誌では2Pでお届け! 釣り人と洒落者の顔を併せ持つアノ人の「釣りと服」の話を、おなじみ河原塚さんとレポートします!
ゲストリスト セールスマネージャー
[釣先案内人]河原塚 恒太さん
人気デニムブランドを数多くプロデュースするゲストリストのセールスマネージャー。プライベートでは2児の子育てに奮闘しつつ、暇を見つけて趣味の釣りに繰り出すサンデーアングラー。

三島湖といえばココ! の釣り船屋。広大な湖でヘラブナ釣りやバスフィッシングをリーズナブルに楽しめる。受付には朝食やカップラーメンの販売もあり、出船前後の腹ごしらえも可能。
[SPOT]三島湖 ともゑ釣り船
[DATE&TIME]2025/9/14
[WEATHER]☀︎(はれ)のち☁︎(くもり)
[TEMPERATURE]32℃
[TARGET]ブラックバス
釣り場からそのまま街へ。今も昔も普段着で釣りをしている感覚は変わらない。
BETOBETO 代表 川島 勉さん
1969年生まれ、千葉県出身。緑の中で生まれ育ち、必然的に釣りを覚える。34年の美容師歴を終了させ、ルアーとアパレルを展開する「BETOBETO」を始動。
河原塚(以下、河):本日のゲストは以前登場頂いた(詳しくは2025年4月号を参照)こともあるバスルアービルダーの川島さんです! よろしくお願いします!
川島(以下、川):よろしくお願いします。
河:再度ご一緒出来嬉しいです! 前回はトラウトでご一緒させて頂きましたが、今回は川島さんのホームレイクで念願のバスフィッシング。いやぁ、初めて三島湖来ましたが緑豊かで最高ですね。バイク釣りのお供に川島さんプロデュースのUNFIX(5ピースロッド)を持って来ましたよ。今回初おろしのため後ほどおすすめの使い方ご指南お願いします。
川:いいねぇ! 勿論だよ。折角遠くまで来てもらったし、早速出艇して湖上で話そうか。
~出艇~
河:湖上に出ると更に自然が増しますね(笑)。釣りに移る前に色々と今日のファッションポイントをお聞かせください! 前回はオールホワイトコーデでしたが、今回は打って変わってオールアースカラーコーデですね。ロケーションとマッチングしてめちゃ渋いです! こちらのセットアップはどちらのですか?
川:今期ワイルドシングスからリリースされているもので、このフェードがかったヴィンテージ感がお気に入り。シルエットもリラックスフィットだからキャストの邪魔にならないし、何よりこのまま街着としてもいけちゃうしヘビロテしてるよ。
河:確かに釣り用だけにしておくのは惜しいくらいのクオリティですね。僕はご存知の通りデニムをメインに展開しているメーカーにいますが、ここまでの加工感を出せるとは……恐るべし技術ですね。
川:あとパンツはほらっ、デタッチャブル式でフルでもショーツでもいけるんだよ。一年通して穿けるしコスパ良いよね(笑)。
河:おぉこれは嬉しい仕様。今の季節は朝昼の寒暖差ありますし、これ一本あれば温度調整も楽ちんですね! キャップも可愛いです。ニューエラですか?
川:ニューエラだけど、これはMIN-NANOとのコラボ。友人からもらったんだけど、2トーンの配色とコーデュロイ素材っていう変化球がお気に入り。
河:釣りだと王道のベースボールキャップを被っている方が多い中、これは洒落てますね! 靴下のBETOBETOロゴも可愛い。それで足元は白のナイキ! セットアップのアースカラーを上下白で拾う、正にファッショニスタコーデですね。良くお似合いです!
川:そこまで褒められると恥ずかしいね(笑)。自分の中で釣りの服は日常着の延長線上。普段着で釣りをしている感覚は今も昔も変わらないかな。話はここまでにして、そろそろ釣りをしよーよ!
河:ぜひ! 今の季節三島湖でおすすめなセッティングは何でしょうか?
川:UNFIXは表記よりやや硬めな竿だから、ML(=ミディアムライト)でも小型プラグは勿論、ちょっと重めのルアーまで汎用性広く使えるよ。ちょっと暑くなってきたし、バスはシェード(=日陰)のボトム(=水底)にいるんじゃないかな。スピナーベイトを底ずる引きを試してみたら?
河:それでセッティングします!
~数投後~
河:来ました川島さん!! 初三島バスです!!

川:おめでとう! サイズはちょっと小ぶりだけどグッドコンディションなバスだね!
河:心なしかバスの色もアースカラー強めのお洒落カラー(笑)。三島湖最高です!
今買える【俺の一本釣りギア】
ワイルドシングスのルーラルダック ジャケット(上)とルーラルダック コンバーチブルパンツ(下)
何年も着こんだような風合いのヘビーデューティーセットアップ

単体使いもセットアップ使いもサマになる、着こむほどに味出しを楽しめるジャケットとパンツ。ジャケットはオーセンティックなデザインで着回しやすく、パンツはアーカイブをベースに再構築している。ジャケット2万900円、パンツ2万900円(以上、インス)
新品時から味のあるピグメント加工
ファスナーを外せばショーツに変身!
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
