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Oct-16-2025

L.L.Bean 10月の“ホット”な話題

【L.L.Bean】ブランド初! アーカイブの名作が 「光電子」で進化

目移りするほど豊富なエル・エル・ビーンのラインナップから、選りすぐりのホットなアイテムをピックアップ。

今月はブランドが初採用する先進的な断熱素材であり、身体が発する遠赤外線の効果で心地よく保温する「光電子」内蔵のアウターにフィーチャーします。

数々の名作を輩出してきた同社のアーカイブに光を当て、アップデートを図ったジャパンエディションの一着。郷愁を誘うホッとするデザインとホットな着心地を両得できるよくデキな逸品です。

ともに自転車好きのアクティブ派、アーティストの田中シェンさん&モデルの金城拓馬さんに実際に着たインプレッションを伺いました。

田中シェンさんが着たのは
ホールデン・ダウン・ベスト

1990年代に人気を呼んだ「ビーンズ・ウィンディ・リッジ・ジャケット」のデザインを踏襲して、当時リリースされた往年のベストをアップデート。

ボディの表裏には極細ナイロンを高密度で織り上げた、撥水加工のリップストップ生地を採用。これにより薄手&軽量、そして非常にソフトにして破れにくいタフな仕上がりに。

その内側にはハイテク中綿である光電子の繊維と、上質な羽毛をブレンドした光電子ダウンを充填。優れた防寒力を発揮しながらも暑くなりすぎず、ちょうどいいポカポカをキープしてくれる。

また、小さく収納して持ち運べるスタッフサックが付属しているのも便利。

―― 最近は自転車にハマっていると伺いました。

以前から興味はあったのですが、フレームやパーツを選んでオリジナルで組み上げると結構な値段になるので躊躇していたんです。

それが今年の春先、たまたま覗いた古道具店でピンクの可愛いロードバイクを見つけてひと目惚れ。お手頃だったので即決しちゃいました。

―― 実際に手に入れていかがですか?

今までは電車か徒歩での移動だったので、行動範囲が広がり、自由度も格段に高まりました。あと思いのほか、都心の激しい高低差を身をもって実感しています(笑)。

上り坂は正直ツライけど、風が気持ちいいし、通ったことのない裏道も走るようになり、見たことのない景色にも出会えて、よく知った街でも発見があるのが楽しいですね。

―― 自転車のときの服装はどうされていますか?

もともとアウトドアウェアが好きで日常的に街使いしているから、自転車に乗るときも変わらず着ています。今まではファッションとして愛用していたけど、本来の機能を活かせるし、ついに本領を発揮するときが来た!って感じですね。

自転車移動がメインになって初めて冬を迎えるので、いろいろなレイヤリングも試してみたいです。

―― この「光電子」を搭載したダウンベストも活躍してくれそうですね。

普通のダウンとは違って、自転車を漕いでも暑くなりすぎないところが嬉しいですね。機能はハイテクなのに見た目はクラシックなデザインだから、自転車を停めて街を歩くときも、お店に入ってもお洒落に馴染みます。

ベストだからレイヤード次第で幅広い着こなしができて、気温や天候に応じてフレキシブルに調節が利くのも使い勝手がいいですよね。道路を走っていて安心感がある、視認性の高いこの鮮やかなカラーも気に入りました。

アーティスト
田中シェン

ニューヨーク州立ファッション工科大学と文化服装学院で学んだ後、アパレル企業を経てモデルに転身。現在は俳優やイラストレーターとしても活動するほか、J-WAVE『KDDI LINKSCAPE』での番組ナビゲーター、東京メトロ駅構内で配布のフリーマガジン『メトロミニッツ』での連載寄稿などマルチに活躍。
Instagram:@shen_tanaka

金城拓馬さんが着たのは
リバモア・インサレーション・ジャケット

デザインソースは1980年代に人気を博したフーデッドブルゾン。

胸から背中、袖までが一枚の生地でつながったパターンワークが特徴で、肩の縫い目から雨が浸入するのを防ぎつつ、腕の動きを妨げない。

当時はクラシカルな60/40クロスを使った中綿のないアイテムだったが、本作では撥水・防水・防風性に優れる2レイヤーシェルへと変更。

また、新たに「光電子」インサレーションを封入することで、真冬でも快適な暖かさを保つ高機能を実現。さらに胸下から背面のヨークは中空構造のベンチレーションとなっており、内側の湿気を逃して不快な蒸れを軽減してくれる。

―― 自転車歴は長いそうですね。

18歳からクロスバイクに乗り始めて、大学も自転車で通っていました。

今年で33歳なので、かれこれ14年ほどになります。ただ長年の愛車が数ヶ月前に壊れてしまって、わりと最近になって友人からこのロードバイクを購入しました。

乗り心地も随分と違うから、改めて自転車が楽しいですね。

―― どんなところに自転車の魅力はありますか?

そもそも人混みが苦手で、あまり電車に乗りたくないんです。

だから日々の移動はなるべく自転車ですし、悪天候でなく自宅から1時間くらいなら迷わず自転車で出発します。あと僕は寄り道が大好き。

途中で見つけたショップや飲食店に入ったり、河川敷でのんびりしたり、時間やルートに縛られず気ままにアチコチ行けるのが性に合っているんです。

―― 10年以上も毎日のように乗っていると、ウェアにもこだわりがありそうですね。

スピードを求めているわけではないし、自転車に乗ることが目的ではないから、サイクル専用ウェアは持っていません。登山が趣味ということもあり、アウトドアウェアを着ることが多いですね。動きやすくて丈夫、あらゆる気象条件に対応できて重宝します。

とはいえ、スポーティすぎるデザインは街で浮くから、ファッション性にも気を配っています。

―― そうなると今日のアウターは打ってつけでは?

ヴィンテージ好きの僕としては、昔の名作から生まれたデザインにグッと来ました。手持ちの古着など普段のワードローブとも相性がいいし、デイリーにタウンユースできる点にも惹かれますね。

暑くなりすぎない「光電子」インサレーション入りという点も自転車に乗るときに最適。モコモコのダウンだと自転車に乗りにくいけど、ボリュームが控えめでウィンドブレーカー感覚で軽快に着られるのもいいですよね。前後のベンチレーションで蒸れにくいのも助かります。

モデル
金城拓馬

セレクトショップ&古着店での販売員を経て、現在はモデルとしてファッションブランドやスポーツメーカーをはじめとする広告、雑誌などのメディアで活躍。登山とランニングを趣味とし、その熱が高じて国内各地だけでなく海外にも遠征するほど。またヴィンテージウェアやミリタリーアイテムへの造詣も深い。
Instagram:@kinchan_0922

商品の問い合わせ先/エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター
TEL:0422-79-9131
Official Website:https://www.llbean.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/llbeanjapan/

※表示価格は税込み


写真/若林武志(YUKIMI STUDIO) 文/いくら直幸 スタイリング/近澤一雅 ヘアメイク/泉キサエ(untitled.) 企画・構成/大内隆史

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