アンティーク時計通を唸らせたいなら、オリエントの’70年代デザイン
70年代オリエントの特徴がこのグラデ文字盤。
“あの頃のオリエントは面白かった!”と通が口を揃える’70年代デザインに要注目。
同じ日の丸時計ブランドにもかかわらず、セイコーやシチズン等に比べて、若い世代にはイマイチ知名度が低いオリエント。ですが、じつはアンティーク時計好きにとっては、欠かすことのできない定番ブランドなんです。
なかでも’70年代のオリエントには個性的なデザインがバンバン登場していたそうで、小林さんいわく「文字盤にグラデカラーを採用していたり、カットガラス風防を使っていたり、顔つきがとにかくユニークだった。面白い時計を作りたい!という意気込みが感じられる当時のオリエントは、通から根強い人気を誇っています」。
じつはそんな古きよき’70年代デザインを、同ブランドはひっそりと復刻して展開。レトロ顔オリエントなら通と時計談議に花咲かせられること必至ですよ。
アンティーク好きなら知らなきゃモグリです
時計収集家 小林康浩さん
本業はPR業だが時計界では収集家としても有名。オリエントに関する本も編纂経験あり。
オリエントのグラデカラーウォッチ
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年8月号の記事を再構成]
写真/谷口岳史 文/吉田 巌(十万馬力) 黒澤正人 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/田中 斉