[5位]今月のいいモノランキング
ヴィンテージ風な“落ち感”が今っぽい!“進化系”フットボールリンガーT
ヴィンテージT特有の薄手生地をレーヨン混でモダンに表現!
【CRTのフットボールリンガーTEE】
ビギンでも活躍する編集ライター・トロピカル松村が、「KURO」のデザイナー・八橋佑輔氏と手掛ける、2023年スタートのブランド「CRT」。“昭和 × アメリカンスタイル”という異端なジーンズで人気を博してきたが、こたび満を持してTシャツをリリース。日本製にこだわり、長めの袖丈やハイネックすぎないミドルネックなど、細かなディテールはクラシックなのにどこかモダンにまとまっている。グレーの他にホワイトも展開。8800円。
温故T新
どうも、このブランド「CRT」のディレクターで、ライターのトロピカル松村です。新作を発表したらビギンの方から「第5位に選ばれたので原稿お願いします」と依頼があり自ら紹介することになりました(笑)。
「CRT」は、昭和(主に70s~80s)のスポーツ&ファッションマニア歴20年以上の私(1988年生まれ)が、当時のフレーバーを今に表現するジーンズブランド。
なんですが、今回思い切ってTシャツを製作。僕のコレクションにある米・フライングディスクメーカー「ワムオー」のヴィンテージTや、スカッシュのプレイヤーらが着ていたユニフォームを基に、忘れ去られたフットボールデザインを復活させてみました。
スカッシュプレイヤーのTとフリスビーチームTがネタもと
最大の特徴はザ・フットボールではなく、リンガーTとのハイブリッドってところ。ただかつてはポリ混でしたが、コットン × レーヨンでツヤ感を出し、涼しげで品のある薄手生地に。古きを温め続けてきた自分だからこそ価値を見い出せた、今見ると新しいTシャツなんです!
上品な落ち感がなんとも絶妙♪
(問)ブルーストア
☎ 03-6274-6257
※表示価格は税込み
[ビギン2025年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。